訪問マッサージ/鍼灸師が個人事業主として活動するときは簿記3級が理解できる程度の知識が理想です。
- 個人の確定申告が問題なくできる
- 自分の事業のお金の流れが理解できる
- 青色申告を利用するため複式簿記がつけられる
簿記3級程度の知識があれば税理士先生に依頼しなくても問題ないので、税理士費用を抑えることができます。これは年間15万程度の支出になります。
現在は上記のようにfreeeやマネーフォワードに代表される帳簿作成のクラウドサービスが公開されています。一人先生で活動するにあたっては基本的にはこういったサービスを活用することとなります。
帳簿作成クラウドサービス自体が使いやすく、初心者でも簡単に扱えるようになっているとはいえ簿記の知識がある程度ないと見慣れない単語ばかりで困惑します。
ただし、簿記3級が合格できるほどしっかり勉強しなくともOKです。要は帳簿が付けられるかどうかですので、必要な部分だけ独学で学べば問題ないです。
わざわざ参考書を買う必要もないので、下記のようなサービスを活用するのが効率が良いです。月額980円で、しかもテキストはPDFファイル(無料)で提供しています。
日商簿記3,2、経理の仕事に役立つ150以上の動画を学ぶサイト【Accountant’s library】独立訪問マッサージ師は簿記3級が理解できればOK
一人先生で活動するのなら、簿記3級程度の知識があれば十分です。簿記3級とは個人の確定申告が問題なくできるレベルです。
それ以上の内容は法人としての内容になるので、今後法人化を目指している先生であれば簿記2級の内容を理解できるようにしていきましょう。
3級でも合格できるかなぁ、、、
簿記3級の問題が理解できればOKだよ
帳簿付けができるかどうか?がポイントなので、帳簿付けに関連する内容を理解していれば大丈夫です。
実際、簿記3級の問題では帳簿に関連する以外も出題されるのですが、これらを理解しておく必要はないと思います。
独学で訪問のスキマ時間に学べば大丈夫
「帳簿付け、難しそうだなぁ」
と思った方もいるかもしれません。しかし、実際にはそこまで難しく考える必要はありません。独学で基礎を学ぶ程度で十分です。
理由は下記のとおりです。
- 帳簿作成のサービスで比較的簡単に作成できるようになっている
- 作成に必要な知識は簿記3級の中でも部分が限られる
そのため全部を学習する必要はありませんし、さらに狭い知識だけがあれば対応できるのです。
とはいえ、簿記3級レベルの基礎知識がなければ、帳簿作成ソフトも操作できません。これでは確定申告ができませんので、どうしようもなくなってしまいます。独学で対応できるレベルで、基礎を学んでおく必要があるのです。
下記のようなサービスを活用しましょう。恐らく最安値の価格帯です。気になった先生は一度ご覧ください。
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実際クレアールなどは1万程度の費用がかかります。合格を目指すにしても少々高い印象です。開業当初では少しでも支出を抑えたいと思うので、1〜2ヶ月間の利用で完結するつもりで学びましょう。
また、一人先生が帳簿の知識を持つべき理由は、実は帳簿作成だけではありません。それ以外の理由もありますので、こちらについても解説しておきます。
お金の流れが分かりやすくなる
簿記とはお金の流れを説明するものです。
そのため簿記の知識を持っておけば、自分の事業のお金の流れが理解できるようになります。独立開業したなら、お金の流れも全て自分で管理する必要があるので、簿記の知識でもって管理できるようにならなくてはいけません。
お金の流れが分からないと、、、
①黒字か赤字か分からなくなる
訪問マッサージ/鍼灸の売上の大半は売掛金です。保険請求なので「今月は50万の売上だった」としても、その中の40万程度は市区町村からの入金を待たなくてはいけないため、売掛金として管理していくこととなります。
②お金をかけて良いか判断ができなくなる
売上全てが使えるお金ではありません。税金分を分けて考えなくてはいけませんし、現時点での利益がどの程度あるのか、どれくらいの支出をしても問題ないのか?判断ができなくなります。
③銀行からの借入が難しくなる
借入れをしたい場合、客観的にお金の流れを説明しなくてはいけません。
収入・支出・運用による見込み利益を説明し、それを踏まえて借入を依頼します。自分でお金の流れがわかっていなければ、借入に必要な資料が作成できません。
簿記の勉強をしていれば、自分自身で客観的にお金の流れをつかめます。独立開業したのなら重要な作業ですので、簿記の知識を持っておいた方が良いのです。
青色申告が利用できるようになる
青色申告を利用するためには、複式簿記をつけなければなりません。これは簡単な仕組みの帳簿ではなく、複雑な仕組みの帳簿です。簿記3級程度の知識がなければ、自力ではなかなか作れないです。
個人事業主は青色申告を利用する人が多いはずです。というか絶対に利用しましょう。
控除金額が65万円と大きくなりますので、節税対策のためにも青色申告を選択するべきです。ただ、複式簿記をつけられなければ必要書類を用意できません。
白色申告の場合は、簿記の知識がなくても必要書類が用意できますが、青色申告と白色申告は控除の金額に大きな差があります。
例)利益が200万円の場合、青色申告では159,000円もお得になります。
※弥生会計:個人事業主のかんたん税金計算シミュレーションで試算
276,000円
435,000円
1〜2ヶ月スキマ時間で勉強するだけで16万近くお得になるのですから、青色申告を利用するためにも簿記を勉強しましょう。
税理士依頼費用などを抑えられる
簿記が理解できていない場合自分で帳簿の作成ができません。ということは、税理士がいる会計事務所へ帳簿の作成を依頼します。
当たり前ですが、誰かに仕事を頼むと費用が発生してしまいます。税理士など専門資格を持つ人に仕事を依頼すると、それなりに高額なお金が発生してしまうのです。
年間15万前後かかりますが、お金で解決するのも一つの選択肢!
- 複数名を雇っていく予定
- 法人化を検討している
このように考えている先生であれば、顧問税理士をつけておくことも良い選択肢と思います。
実際資金繰りや、イメージしているお金の流れをエクセルで試算して現実的かどうか相談したりできます。お金のプロですから、他の会社の事例も踏まえながら適切なアドバイスをしていただけることでしょう。
しばらくは一人で活動していく予定であれば、少し勉強すれば自分で対応できますので、この15万もの費用は努力で減らせます。必要以上に事業の経費をかけないために、簿記の勉強をしておくと良いでしょう。
簿記を学ぶならWEB講座が相性が良いです
訪問マッサージをしていると必ずスキマ時間が生まれます。こういうスキマ時間にスマホをついいじってしまう方も多いと思うのですが、こういう時間を有効活用して必要な部分を勉強しましょう!
僕も訪問の合間に勉強したよ!
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980円×2ヶ月で、年間30万(青色申告利用・税理士依頼費用カット)の支出をカットできるのです。
少しの労力で大きな成果になるので、迷わずに勉強しましょう!