こんにちは、しょちょーです😊
今日のテーマは
「部下に仕事を任せられない時、どうしたらいいか」
についてです。
もしこのブログを、管理職の方や上司の立場の方、あるいは代表の方が読んでいたら、
「…あ、これ自分のことかも😅」
と思い当たる部分、結構あるんじゃないかなと思います。
人に任せられない理由って、だいたい同じ
仕事を他人に任せられない時って、だいたい理由は決まっています。
- ミスされたらどうしよう
- 責任が取れないかもしれない
- 自分よりクオリティが下がるのが目に見えている
- 結局、自分でやった方が早い
こんなふうに思ってしまう時ですね。
これ、めちゃくちゃ分かります。
というか、ほぼ全員が一度は通る道です。
特に、訪問鍼灸マッサージ業界に限らず、多くの業界で管理職になる人って「現場上がり」ですよね。
現場で成果を出して、努力して、評価されて、その結果として上に立つ。
だからこそ、現場のことが分かりすぎるんです。
するとどうなるかというと、
「このやり方じゃダメだな」
「自分だったらこうするのに」
と、どうしても部下の動きが気になってしまう。
結果、任せられない。
そして全部自分で抱えてしまう。
これ、上司あるあるです^^;
任せられないと、上司の仕事ができなくなる
ただですね、ここで一つ、かなり大事な話をします。
仕事を抱え込めば抱え込むほど、上司・管理職・代表としての
本来やるべき仕事ができなくなります。
- 育成
- 仕組みづくり
- チームづくり
- 未来を考えること
これら全てが後回しになります。
だからこそ上司は「現場の人」から「任せる人」に役割を切り替えないといけないんですよね。
ここはもう、覚悟の問題です。
部下の成長は「1年スパン」で考えていい
僕は、部下の育成って1年くらいのスパンで考えたらいいと思っています。
最初から、
- 判断力
- クオリティ
- スピード
全部揃っている人なんて、いません。
そう、いないんです!^^;
でもそれって、よく考えたら当たり前なんですよね。
だって、あなた自身も最初からできていましたか?
たぶん違いますよね。
失敗して、怒られて、悩んで、試行錯誤して、少しずつできるようになってきたはずです。
部下にも、同じフェーズがあるただそれだけなんです。
そこの事実を、あなた自身のために認めてあげてください^_^
失敗させることは、仕事を教えること
部下を育てるうえで、一番大事なのはこれです。
👉 小さな失敗をたくさんさせること
失敗とは、実は一番の学びポイントなんですよね。
「次はどうする?」
「どう改善する?」
ここを一緒に考えることで、人は一気に成長します。
ただし、ここで重要なのが文化形成です。
「失敗しても大丈夫」な空気をつくる
失敗した瞬間に、
- 詰められる
- 嫌な顔をされる
- 空気が重くなる
こういう職場だと、人は挑戦しなくなります。
そして、失敗を隠すようになります。
これ、組織として一番まずい状態です。
だからこそ、
- 失敗してもOK
- 大事なのは次の行動
- 今日より半年後、1年後に成長していればいい
こういうメッセージを、言葉として、文章として、ちゃんと伝える
これが上司の仕事です。
致命的な失敗だけは防げばいい
もちろん、取り返しのつかない失敗は避けなきゃいけません。
でも、
- 細かいミス
- 修正できる失敗
これは、どんどんやってOKです。
細かく失敗して、その都度修正していけば、
大きな事故にはなりません。
むしろ、
失敗の数=成長の数
です。
任せられないのは、部下のせいじゃない
少し厳しいことを言います。
部下に任せられないのは、部下の能力不足ではありません。
👉 上司の能力不足です。
- 任せる設計ができていない
- 育てる覚悟が足りない
- 上司の役割に徹しきれていない
ただそれだけなんです。
ここを認めて、自分の言動やスキルを見つめ直す。
それができると、自然と「任せるきっかけ」が見えてきますよ^_^
最初は「6割の出来」でOK
仕事を任せたら、最初は6割くらいの出来になると思っておきましょう。
最初から同じクオリティなんて、無理です。無理無理。
半年くらい走らせてみて、
- 8割になったかな
- 9割に近づいてきたかな
そんな視点で十分です。成長スピードは人それぞれ。そこを認めていきましょう^_^
仕事の本質は「人を喜ばせること」
僕たちの仕事って、本質的には「人を喜ばせる仕事」です。
訪問鍼灸マッサージもそうですよね。
- 痛みを和らげる
- 心と体を整える
- 毎日の生活を少し楽にする
人を喜ばせる仕事なのに、怖い・苦しい・しんどいだけの職場って、やっぱりどこかおかしい。
本来は、やりがいがあって、前向きで、続けたくなるものだと思います。
弱い部活と、強い部活の違い
弱い部活って、パワハラや恐怖で動いています。
強い部活は、厳しさの中に愛情と目的があります。
同じ「きつい練習」でも、意味が全然違うんですよね。
組織も同じです。
上司が変わると、チームは変わる
部下を変えようとする前に、まず自分の役割を見直す。
これが一番の近道です。
任せる。育てる。信じる。
簡単じゃないですが、確実にチームは変わっていきますよ。
今日こそ独立開業だぞブログでは、
全国の訪問鍼灸・訪問マッサージ師の挑戦を全力で応援しています。
このブログが、誰かの一歩前進につながったら嬉しいです。
今日も一歩ずつ、前へ進みましょう!
皆さんの挑戦と活躍を心から願っています^_^




