同意書&レセプト(療養費支給申請書)

レセコンや◯◯師会で迷ったら《スポットログ》がおすすめ【他社比較あり】

格安・高品質 レセコンはスポットログの理由3選

訪問マッサージ師、訪問鍼灸師が個人開業をするにあたって保険請求は避けて通れない道です。

できれば毎月かかる維持費を減らしてコスパよく運用をしていきたいですよね。

保険業務に携わるならレセコンを使うのは必須だと考えていますが、レセコン選びに失敗すると年間30万円以上余計に支払う可能性もあります。

レセコン単体の方が良いか?
どこの会のレセコンが良いか?
などを調べている方は参考になると思いますので、最後まで読み進めてくださいね。

詳しい料金説明や機能説明はこちらをご覧ください。

さて、保険請求には以下の3パターンがあります。

① 地道に手入力(や手書き!)
止めたほうがいいです。
かける時間が極端に多くなり煩雑になります。
費用はかかりませんが、返戻率も高まり結局は損をしているケースが多いと思います。

② ◯◯師会(や協会)加入+提供のレセコンを使う
ほとんどの方が②のパターンだと思います。
少し前まではこの選択肢も有効でしたが、受領委任払いが始まったことで師会(協会)にレセ代行をしてもらうメリットが薄まりました。
また、会に払う事務手数料3%〜4%が地味にキツイです。


③ レセコン単体で使う
受領委任払いが始まったいま、もう会を通さなくても自身で請求が行なえますのでぶっちゃけおすすめの方法です。
所属の◯◯師会に問い合せたとしても、保険者や厚生局からの回答をそのままこちらに伝達してくれているケースが殆どですので、厚生局HPに月1回程度目を通しておけば十分です。

しょちょー

しょちょーの会社は《③レセコン単体で使う》だよ。

3年経ちますが、大きな問題はないですよ。

あはきくん

でも最新情報が無いと心配だな〜

しょちょー

厚生局HPに月1回は目を通す癖をつけよう!

実際、同意書やレセプトで分からないことがあったときに保険者(東京都なら、東京都国民健康保険団体連合会)に連絡をしてみると、ちゃんと教えてくれます。

実際にレセプト審査をする方たちなので、当たり前ですが回答が正確です。

ここが本当に重要!

第3者に聞いて教えてもらうより、当事者に聞くほうが正確なのですから返礼リスクも激減します。

しょちょー

連合会の人たちは怖くないから、分からないときは連絡しよう!

さて、実際にしょちょーの会社では《③レセコン単体で使う》を選んでいます。

  • 使用者は1〜8名程度
  • PC、スマホどちらでも使える(ネット対応)
  • 価格設定が良心的

こんなところで色々と調べてみてたどり着いたのが「スポットログ」というレセコンです。

良かった点、悪かった点含めて解説をしたいと思います。

もし興味がある方は一度、資料の無料請求をしてみましょう。

【 スポットログをオススメする理由3選 】

オススメの理由3選

1. 信じられないほど格安

主要だと思う会社毎に料金体系の比較をしてみました。

結論から言うとコスパ最強は「スポットログ」がダントツ1位です。

師会や協会などはこの表に限らず、レセコン単体の導入費用は無償提供だけど会費や事務手数料などで費用が割高になっていく傾向にあります。

人件費を考えたらある意味当然かもしれませんね。

レセプト単体での導入は、通常は初期導入費用が10万以上するのが当たり前ですが、ここでもスポットログはぶっちぎりの安さを発揮しています。

あはきくん

年間の支払総額をみたいな。

しょちょー

1年目は初期費用もかかるので、1年目2年目の支払総額をまとめてみたよ。

(1) 1年目と2年目の費用 

※月売上70万円として計算

1年目支払い総額ランキング(初期費用含む)

1位スポットログ¥104,500
2位レセプロ¥258,500
3位メディックス計算センター¥334,500
4位全国鍼灸マッサージ協会¥365,000
5位和アドバンス¥390,000

2年目支払い総額ランキング

1位スポットログ¥66,000
2位レセプロ¥132,000
3位和アドバンス¥240,000
4位メディックス計算センター¥329,000
5位全国鍼灸マッサージ協会¥365,000

人件費がかかる分、メディックス計算センターや全国鍼灸マッサージ協会は費用が大きくなります。

(2) 費用内訳

次に、各会社の費用内訳です(2021年6月17日時点)

初期導入費用の内訳

 メディックス計算センター全国鍼灸マッサージ協会レセプロ和アドバンススポットログ
入会金05000000
初期導入費用0011000015000033000
会費/年110006000000
アカウント追加料金
(1名毎)
55000550005500
※1
ユーザーID追加料金
(10名毎)
001100000
レセ運営支援金013200000
レセ申請サポート013200000
初期導入費用 合計165003740012650015000038500
※1 2人目は9900円、3人目以降は7700円の追加費用。

初期導入費用の最安はメディックス計算センターでした。

次に維持費用の内訳です。毎月どれくらいの費用がかかるのでしょうか。

維持費用の内訳

 メディックス計算センター全国鍼灸マッサージ協会レセプロ和アドバンススポットログ
アカウント継続利用料
(1名につき)
55000550005500
ユーザーID継続利用料
(10名毎)
00550000
事務代行手数料※13%3.9%なしなしなし
レセ運営支援金01100(2年目以降)0200000
レセ申請サポート01100(2年目以降)なしなしなし
レセコンサポート00000
※1  70万の場合手数料2100027300000
携帯アプリ対応有(有料)(無料)
備考レセプト申請代行ありレセプト申請代行あり店舗展開を考える企業向けレセプト50枚まで施術者2人目は9900円。
3人目以降はアカウント追加7700円の費用発生。最大2ヶ月間のデモ期間あり。
維持費用/月 合計265002730011000200005500

維持費用の最安はスポットログでした。

携帯(スマホ)に対応していながら無料で利用できるのはありがたいです。

なぜならいちいち外出先でPCを開かなくても良いので効率的だからです。

あはきくん

売上が20万円のときは?

しょちょー

メディックス計算センターが6000円。全国鍼灸マッサージ協会が7800円だよ。

売上が0〜15万の時であれば会加入はありかもしれないね。

だけど、患者さんが4名以上になれば15万以上の売上にすぐになるから移行の手続きの手間暇を吟味しておこう!

まとめると1年目総額と2年目総額はこのようになります。

 メディックス計算センター全国鍼灸マッサージ協会レセプロ和アドバンススポットログ
1年目総額334500365000258500390000104500
2年目総額32900036000013200024000066000

施術者数が個人開業1名〜10名程度であればスポットログが使いやすいところだと思います。

保険者、厚生局、返礼、、、こういった単語に拒否感がある方へ

分かります。

初めて電話するときは「一体どれだけ冷たくあしらわれるのだろう、、、!」と思いました。

そういう方はメディックス計算センター全国鍼灸マッサージ協会に所属するのもありかとは思います。

でもですね。

  • 毎月の事務手数料は実際割高なこと
  • 受領委任払いが始まっている現状があること

そして、会に頼っているといつまでたっても自分に(自社に)保険請求のノウハウが貯まりません。

最初は失敗して返戻になっても正しい手順を踏めば必ず請求できますから、まずは自分でやってみるのが大切だと思います。

年間で20〜30万円も支出に差が出るんです。決して小さくない数字だと思います^^;

2. 必要な機能だけ揃ってて使いやすい

超シンプル設計

(1) シンプルなシステム設計

他のレセコンを使用していた時は、実際ほとんどの機能を使わずに運用していました。

使っていた機能は実績入力スケジュール登録レセプト請求書等の出力がメインです。

特に患者数が100名以下の規模感なら必要最低限の機能が揃っていれば十分だと思います。

しょちょー

iPhone持っているけど、基本機能しか使わない感じ

(2) 余計な機能がないから迷わない

どれくらいシンプルかと言うと、管理画面が画像の通りです。

一言で「分かりやすい」

例えば「業務帳票印刷」「提出帳票印刷」「管理帳票印刷」なんて記載されていても、パッと見では分からないですよね^^;

訪問マッサージ、鍼灸の書類関連は煩雑になりがちなので、これくらいシンプルな方が使いやすいと思います。

医療助成や長期頻回などは追加オプションで導入するかどうか選べますので、

医療助成の患者さんがまだ居ない間は機能を外しておく(費用をかけないでおく)ことができます。

(3) 保険者のローカルルールの設定ができる

各保険者によって微妙に申請ルールが異なる場合がありますよね。

早く統一してくれーっと思うのですが、現状ではこちらが1件1件合わせて行くしかありません。

そんな時に、ローカルルール設定を使えば簡単に保険者毎の対応が可能となります。

(4) チェックイン機能で不正ができない環境にしている

もし2人以上の施術者で訪問業務に取り組んでいると、本当に訪問しているかどうかは分かりませんよね。

独居で認知症の患者さんなどは訪問に来たかどうか覚えていないなんてこともよくある話です。

スポットログではチェックイン機能を標準搭載しているので、施術者が訪問をしたかどうかが一発で分かるようになっています。

患者さん宅の半径100m以内でのみ、iPhoneやスマホから「チェックイン」が押せるようになります。

時間通りにチェックインしたかどうかもスポットログの管理画面から確認することもできますので、不正の抑止力に貢献します。

しょちょー

治療院内ではマジメで時間きっちりのスタッフも、訪問業務だとどうしても気が緩んで「いつも5分遅れ到着」とか発生したりするよ。

「人の目がなくなる=楽をしちゃう」というのはある意味仕方ないからチェックイン機能はかなり有効!

(5) クラウド管理だからWindowsでもMacでもOK

スポットログ(spotlog)はクラウド上で操作をします。

PC内にソフトをインストールしないでも使えるということです。

  • Windows
  • Mac

どちらも使えます!

日本国内はWindowsを使っている方が多いと思いますが、それでも徐々にMac人口も増えてきていると思います。

僕自身もMacを使用して5年位経ちます。

そんな中、Macに対応しているレセコンはあまり見かけたことがなく、Windowsを購入してレセコンをインストールするか高額な費用を払ってクラウド上で使用するかの二択でした。

しょちょー

当時はスポットログを知らなかったのでWindowsPCを購入しちゃったよ。

もしあなたがMacを使っている方なら、「スポットログ」オススメなので検討してみてください。

3. 「かゆいところに手が届く」日々のアップデート

日々のアップデート

(1) 運営元が訪問マッサージ、鍼灸、介護、看護の会社で心強い

実際に訪問マッサージを行なっている企業が商品開発やサポートを行なっているので、私たち施術者の「使いやすさ」にフォーカスしてくれています。

運営されている事業は以下のとおりです。

  • 居宅介護支援
  • 地域密着型通所介護
  • 通所介護
  • 鍼灸・訪問リハビリマッサージ
  • 治療院
  • 訪問介護
  • 訪問看護

良くも悪くも訪問業界は特殊なので「背景をよく理解してくれている」というのは嬉しいですね。

(2) 施術者の「こうだったら良い」を形にしてる

スポットログ開発にあたり、施術者の「こうだったら良い」という想いを形にしているそうです。

実際スポットログの導入時にはzoomを使っての使い方レクチャーをして頂けるのですが、「もっとこうして欲しい、ということがあったらいつでも言ってくださいね!」と施術者の使い勝手にフォーカスしていることが良く分かります。

しょちょー

1件1件のお付き合いを大切にされているようで、僕もしっかり時間を取ってレクチャーしてくれました。

シンプルなので使い方が分からなくなるケースも少ないとは思いますが、このようにレクチャーしてもらえるのは嬉しいですね。

(3) モニターテストで常に改良している

2021年6月時点では「医療助成」「長期頻回」のモニターテストを実施しています。

施術者が実際に使ってみて「使いづらいな」という部分を常に改良しているそうです。使い続けていくうちにもっと利便性の高いシステムに改良をしてくれています。

売り切りではなく、持続して改良をし続けてくれる商品というのは価値があると思います。

【 スポットログで注意したい点4つ 】

チェックポイント

1. ケアマネ営業管理は弱い

患者さん毎にケアマネ情報を登録できますが、一覧表示はされません。

そのため、営業したケアマネさん(やケアマネ事業所)の情報は別途エクセルなどで管理する必要があります。

しょちょー

しょちょー自身はレセコンは「レセプトを提出するためのもの」と考えているので、レセコンに営業機能を求めるよりもエクセルでしっかり管理するほうが便利だと思っているよ。

↓ケアマネ営業のリスト管理の方法について(見本のエクセルデータがダウンロードできます)↓

2. 自費治療の設定ができない(今後アップデート予定)

例えば鍼灸治療時の道具代や、延長やリハビリ目的での自費治療など、、、

こういった自費治療の請求は現在スポットログでは行なえません。(2021年6月18日時点)

他の利用者さんからも声が上がっているので、現在改良中とのことです。

なので、患者さんへ手渡す請求書領収書を自作するか、これらのデータはエクセルで抽出するので項目を自身で追加して手渡す必要があります。

3. 会を通さないので、保険者毎に自身で問合せする

ちょっと前までは下記のような対応が当たり前でした。

  1. 会へレセプト郵送
  2. 会でレセプト審査
  3. 保険者申請 or 事前に返礼

受領委任払いがはじまったいま、レセプトを会へ通すメリットは「事前審査をしてくれる」程度だと思います。

なので個人請求をされる方が徐々に増えてきているのですが、今後は「会」ではなく「保険者」へ直接問い合わせ無くてはいけません。

あはきくん

保険者に直接問い合わせるの?なんだか気が引けるなぁ

しょちょー

審査元なので、回答は超正確だよ。

そもそも、レセコンを使用している時点で書類不備はほとんどなくなります。

万が一不備があった場合は保険者からレセプトが自分の手元に帰ってくる(返戻)のですが、「なぜだめだったのか?」を自分で体験することになります。

僕はここの部分が大切だと考えています。

失敗するから覚える。
一度覚えたら、返戻は殆ど無くなってきます。

会に所属したままか、自分でやってしまうのか、、、

この選択で年間20〜30万円も支出に差が出るんです。
決して小さくない数字だと思いませんか?

4. OfficeがPCに入っていないと使えない

ここは必須条件となります。

Office(エクセル・Word)が入っていないと申請書や請求書の印刷ができません。

持っていない方は少ないとは思いますが、万が一無い場合はインストールをしておきましょう。

【 まとめ 】

スポットログは2020年にリリースされたばかりのシステムで、現在もより使いやすい形になるようにアップデートを重ねています。

2021年6月時点ではすでに全国の治療院さんが契約をされているとのことで、毎月何十件ものお問い合わせがくるようです。

運営・開発元の副社長、松橋さんに開発経緯などを伺ったところ…

松橋さん

訪問業界も、介護業界も明るくしたいんだよね!

しょちょー

すごく熱いぜ…!

3時間近く時間をとってお話をさせて頂けたのですが、実に明快痛快な方でした。

営業さんと話すことはあっても開発元・運営元の方とお話する機会はまず無いので、正直な意見を聞くことができました。

少なくともスポットログはユーザーを大切にしてくれる会社だと感じます。

スポットログの良い点・悪い点まとめ

良い点
悪い点
  • 1年目の年間総額 ¥104,500-、2年目以降の年間総額 ¥66,000-と超格安
  • シンプルなシステム設計で使いやすい
  • iPhone(スマホ)アプリ標準搭載で、出先で作業ができる
  • チェックイン機能標準搭載で不正の抑止になる
  • Macでも使用可能
  • モニターテストで日々アップデートをしている
  • ケアマネ営業管理は、別途エクセルで管理する必要がある
  • 自費治療の設定ができない(今後アップデート予定)
  • レセプトの問い合わせは保険者に直接することになる
  • レセコン使用にはOffice(エクセル・ワード)インストール必須

※金額は1人施術者を想定

※現在、他のレセコンを使っていて乗り換えたい方は、患者情報の移行作業をサポートしてくれるようです。

あはきくん

無料のデモを試せるようなので、気になる方は一回試してみましょう!

しょちょー

もしスポットログさんに問い合わせをするなら
「今日から独立開業だぞ☆ブログをみて問合せしました」と伝えるとスムーズです!

《スポットログに無料問い合わせする》

[ 関連記事 ]スポットログ初期設定のやり方

以上参考になれば嬉しいです。
今日も一緒に学んで行動していきましょう!

しょちょー

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ABOUT ME
しょちょー
20代の頃から10年以上現場と管理職を経験し、あはきの訪問業務設立から店舗展開まで行った後、独立開業をしました。 2019年に慢性骨髄性白血病という病気にかかり「あ、命ないぞ」と思った時に、 《自分も、家族も、仲間も大切にする=豊かに生きる》 を目指すのが後悔しない生き方だと気づき、今は割と自由に活動してます。 このサイトは、「収入UPしたい」「独立したい」「独立してるけどもっと安定したい」と思ってる方を応援するために作りました。 独立開業仲間、募集してます^_^ 今もサイト充実させようと活動中なので、◯◯が知りたい!があったらメッセージくださいm(_ _)m 皆さんのチカラになれれば嬉しいです。