《アクションプラン》
メンバーそれぞれの「得意なこと」「不得意なこと」をスマホのメモ帳に3つずつ書き出してみよう!
部下に対するマネジメントの流れとは?
こんにちは!
しょちょーです。
管理職、といっても会社によって求められる能力は様々です。
ここでは管理職に求められる共通の能力に焦点を当てて解説していきます。
ん?早速悩める管理者がいるような??
あああぁぁぁーーー!!!
管理職になったけど、何をしたらいいか全く分からないよーーー!!!
だいじょーぶ!!
管理職のことなら私に任せるんだ!
え?イヌ!、、、ネコ?
ええぇぇぇ、不安だ、、、。
さぁ、はじめていくよ!
管理職として部下にマネジメントをする前に、まずは全体のマネジメントの流れを見ていきましょう。
仕事の動機づけ
一言でいうなら「部下に仕事を好きになってもらう」こと。
誰しもが「好きなこと」への労力は惜しみません。例えば、スポーツでは日々の練習は辛く大変かもしれません。しかし、試合に出て活躍した経験がある人は、その高揚感や楽しかった感覚が忘れられず、また同じ感覚を味わうために練習に励みます。
部下が意欲的に仕事に取り組めるようにするには、「仕事の目的」「この仕事をすると誰が喜ぶのか」「逆にこの仕事が滞ると、誰が悲しむのか」これらを部下に伝える必要があります。
そして何より大事なことが、与えた仕事に「創意工夫の余地を残す」ことが非常に重要です。
1から10までやってみせるとか、指示を与えることよりも、納期や品質に支障が出ない部分で「自由にやっていい」と伝えることです。
これは部下に「裁量権を与える」ことになります。
すると、部下は自分でなんとかしようと創意工夫をしながら仕事をすすめていくので、部下の成長にも、部下のモチベーションにも好影響を与えることができるのです。
指導をする
仕事を与えたあと、あとは個人で頑張ってねと放任するのはよくありません。例えば10の仕事を任せたら、1・4・7・10の段階で「どう?」と声をかけて進捗を管理していきます。うまく進んでいれば激励し、方向性がずれていたら、必要に応じて軌道修正を図ってあげます。
部下がベテラン社員であれば、進捗確認の量を減らしても構いませんが、まるっきり任せっきりにならないようタイミングをみて声をかけていきましょう。
重要なことは、普段はサポート役でいるけど、必要に応じて部下が前に進めるように指導をしていくことです。指導といっても、部下の仕事の理解度や、性格、年齢などに合わせてカスタマイズしていきます。
フィードバックを行う
部下のマネジメントにおいて絶対に忘れてはいけないものが、フィードバックです。
フィードバックを疎かにすると、仕事に対する取り組みの評価が分からず、徐々に仕事の品質にムラが出てきます。
フィードバック自体は2〜3分程度でOKです。まずは積極的に機会をもつようにすると、部下自身も上司がみてくれていることに安心感を覚え、モチベーションの維持・向上に役立ちます。
上司にとっての良い、悪いという視点ではなく、仕事そのものの目的からみた視点で具体的に伝えるよう心がけると非常に効果的になります。
部下のマネジメントをする際の必須スキル
手順については上記3つを意識すればOKだよ。
とはいっても一つ一つの項目は奥が深い!これらはまた個別に解説するね。
動機づけ、指導、フィードバックの3つだね!
やることが分かっただけでもちょっと安心した!
さぁ、今度はマネジメントに必須なスキルを3つ解説するよ。
リーダーシップ能力
リーダーシップは大きく分けて2つあります。
・目標達成に向けて、チーム全体を引っ張っていくリーダーシップ
・目標達成に向けて、チーム全体を押し進めていくリーダーシップ
ただ共通して言えることは、上司がまずは模範となること。そして、メンバーそれぞれの得意不得意を知っておき、うまくまとめていくことが上司には求められます。
リーダーシップなんて持っていないよ、、と心配しないでくださいね。リーダーのスタイルにはいくつか種類があり、どのタイプかによって活躍の仕方やタイミングが大きく変わっていきます。焦らず、覚えていきましょう。
思考力
管理職に求められるのは「論理的思考力」です。
熱意や情熱、おもいやりといった側面も重要ですが、論理的思考力を展開できないとそもそもの問題点やトラブルの対処法が見極められず、チームが路頭に迷います。
少ない情報からでも必要な情報を汲み取り、問題解決のため前進していく。論理的思考力が十分に育っていれば、トラブルが発生しても冷静に、適切に対応ができると思います。
コミュニケーションスキル
ここでいうコミュニケーションとは、会話力ではありません。
組織のリーダーとして、話すコミュニケーション・聞くコミュニケーションを通して周りのメンバーへ働きかける力のことをいいます。
仕事の悩み、相談などは積極的に耳を傾けましょう。話すコミュニケーションが得意、という人は多くいますが、聞くコミュニケーションを本当の意味で実践できている人は極少数です。
少数ということは、それだけスキルが伸びたら価値があるということ。マネ大を通してしっかりと覚えていきましょう。
リーダーシップ、思考力、コミュニケーション力、、、
今まで教わったことがないから、うまくできるかなぁ💦
そもそも義務教育でも教わっていないし、会社員の大多数はプレイヤースキルを磨くための時間が長かったと思うから、不安な気持ちはよくわかるよ!
マネジメント大学では一つずつ解説していくから、一緒に学んで楽しく仕事ができるように取り組んでいこう!
最初は不安だったけど、なんだか安心してきた。。。
さあ、今日も仕事を楽しもー!
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