こんにちは、しょちょーです^_^
今日のテーマは 「節税なんて考えなくていい」 という話です。
前提は開業当初とか、ご自身のみで運営している方をイメージしています。
もちろん、これはあくまでも“しょちょー自身の考え方”として聞いてください。税金の正解は一つではありませんからね。
■ 節税って魅力的に見えるけど…
事業をしていると、必ず「節税」という言葉が出てきます。
「税金が減る → 手取りが増える」
こう聞くと、やったほうが良い気がしますよね。
でも結論から言います。
開業当初は、節税なんて一切考えなくていいです。
理由はシンプルで、事業のフェーズが全然違うからです。
開業したばかりの頃にまず考えるべきことは、
- 売上を作ること
- 利益をしっかり残すこと
この2つだけ。
ここに全集中しないと、そもそも会社が大きくなっていきません。
■ 節税=お金を「使う」か「預ける」か
節税って聞こえはいいですが、本質は2つしかありません。
- お金を使う(経費にして税金を減らす)
- お金を預ける(共済などに入れて控除する)
でも冷静に考えると…
- 経費にして節税しても、そもそもお金は“出ていく”
- 税金は減るけど、手元のお金は減っている
逆に使わなければ税金はかかりますが、
残るお金は圧倒的に多い んですよね。
だから、小規模事業・出張専門事業の方ほど、節税メリットは限りなく薄い。
「使わなくていいお金は絶対に使わない」
これが大原則です。
■ 唯一おすすめできる節税
僕が実際に“価値がある”と感じた節税は、今のところ 小規模企業共済 だけです。
- 掛金の全額が所得控除になる
- 積み立てたお金は将来まとめて戻ってくる
- しかも元本割れしない(しにくい)
- 利息も少しつく
ただし注意点があって、僕は法人化を見据えて、開業当初は掛金をほぼ1,000円だけにしてました。
なぜかというと…
事業にお金を回すほうが、リターンが圧倒的に大きいから
共済に突っ込むよりも、まず事業に投資したほうが増えるんですよね。
だから共済は“最小限”。
生活の安全資金や、事業の安全資金を先に用意したいなと思っています。
今後余裕が出てきた段階で増やしていけばいいという考え方です。
■ 小規模企業共済は「入っておきましょう」
ただし、事業規模に関係なくこれは言えます。
小規模企業共済には入っておきましょう。
加入には「開業届」や「事業実態」が必要なのですが、一度はホームページを閲覧しておくのがおすすめ。
唯一、開業当初から安心しておすすめできる制度です。
■ 最重要ポイント
今、自分はどのフェーズなのか?
ここを間違えないこと。
- 売上が小さいのに節税に走る
- 現金が少ないのに共済に多く入れる
こうなると本末転倒で、キャッシュが足りずに事業が止まることもあります。
節税は“余力が出てからの話”。
まずは 売上をつくる → 利益を残す → 手元の現金を増やす
これが最強のフェーズ順です。
■ 最後に
節税は悪いことじゃないけど、
タイミングを間違えるとリスクになる という話でした。
開業初期はとにかく使わない。
まずは事業に集中して、お金を残すことを優先していきましょう。
今日も一歩ずつ、前へ進みましょう!
皆さんの挑戦と活躍を心から願っています^_^




