こんにちは、しょちょーです^_^
今日のテーマは、
「売上目標を達成した“その後”、あなたはどうするのか?」
という話です。
■ まずはブログがごちゃついていてごめんなさい、という話
最初にちょっとだけ、しょちょーから謝罪です。
このブログ、書きかけの記事やテーマ違いの記事が混ざっていたりして、
「なんか読みづらいな…」と感じさせてしまっている部分、正直あると思います。
本当はもっと整理して出したい。
でも今、しょちょー自身の現場も会社も、ありがたいことにかなりバタバタしています。
- 会社の運営
- 地域のこと
- これからの在宅業界の仕組みづくり
- 訪問鍼灸マッサージ師の「業務負担を減らす仕掛け」づくり
こういうものを同時進行で動かしていて、
「全部きれいに整えてから発信する」がなかなかできていません。
ただ、その中でもこのブログを続けているのは、
日本中の、特に訪問で働く鍼灸マッサージ師さんたちの【成功への道しるべになりたい】【業務負担をちょっとでも軽くしたい】
という思いがあるからです。
例えば、1人あたり月5時間、成功するための考える時間や、事務作業が減らせたとする。
それが1,000人に広がったら、月5,000時間です。
これが治療の時間、家族との時間、勉強の時間に変わるなら、めちゃくちゃ大きい。
このブログも、その「時間を生み出すための足跡」として残していきたいな、と思いながら書いています。
■ 無料で発信し続けることの限界と、“対価”の意味
しょちょーは、このブログを始めたとき、「誰かの役に立てたらうれしい^_^」
ただそれだけでスタートしました。
でも、発信を続けていると、どうしても時間がかかります。
事業が忙しくなればなるほど、無料のままでは継続が難しくなるのも事実です。
だから、
- 基本部分は無料で解放する
- もっと深いところ・具体的なノウハウは有料化していく
というスタイルに少しずつ舵を切っていきます。
もらった対価は、
しょちょーのポケットマネーに消えるのではなく、
- 人を雇う
- 仕組みを作る
- 影響力を広げる
ための「燃料」として使っていくイメージです。
健全な利益管理のもとで影響力を増やす。
これが、しょちょーの中での“お金の使い方”の基本になっています。
■ 売上目標を達成したあと「で、どうするの?」問題
さて、今日の本題です。
よく聞くのが、
- 「年収1,000万いきたいです」
- 「年商1,500万をまず目標にしています」
という目標設定。
それ自体は全然OK。
目標があるのは、とても良いことです。
でも、しょちょーが一番気になるのはここです。
その数字を達成した“あと”、あなたはどうしたいの?
何のためにその数字を目指しているの?
- お父さんの年収を超えたい
- 家族を安心させたい
- 自分の自信につなげたい
理由はいろいろあっていいんです。
でも 「なぜその売上なのか?」 を言語化しておかないと、
- 達成した瞬間に燃え尽きる
- 次のモチベーションが見つからない
- 「もっともっと」と終わりなきレースに巻き込まれる
こうなりがちなんですよね。
■ 売上が上がらないときは「スキル」より先に“スタンス”を見る
売上がなかなか上がらない人もいます。
そういうとき、テクニックの前にまず見直したいのが、
- 笑顔で接しているか
- 相手の話をちゃんと聞いているか
- うまくやっている人のやり方を素直に真似しているか
このあたりの“スタンス”です。
訪問業界のいいところは、真面目に、丁寧に、コツコツやれば、誰でもちゃんと前に進める。
という特性があること。
保険単価が決まっている分、「爆発的に一攫千金」は難しいかもしれません。
でも、逆に言えば再現性のある安定した事業なんですよね。
■ 売上目標だけ見ていると“誰のためか”を見失う
しょちょーは、経営者仲間を見ていて、
- とにかく売上!とにかく件数!
- 「患者さんのためでしょ?」を連呼してスタッフを走らせる
- 結果、スタッフが疲弊して辞めていく
という構図を何度も見てきました。
中には、
- スタッフを監視カメラで監視する
- 不要な頻度の施術を提案させる
- 物販をゴリ押しさせる
そんな職場もあったと、うちのスタッフからも聞きます。
「患者さんのため」という言葉は尊いけれど、それが自己犠牲を前提にした働き方になってしまうと、必ずどこかで壊れます。
■ しょちょーが大事にしたい「三方よし」
しょちょーは、売上を考えるときに必ずこう考えます。
- 自分たち(スタッフ・その家族)が喜べるか
- お客さん(患者さん・家族・ケアマネなど)が喜べるか
- 地域も喜べるか
この 三方よし がそろって初めて、
「売上を上げる意味」があると思っています。
例えばうちでは、
- 患者さんの状態を客観的に記録する(動画・写真・グラフ)
- 家族やケアマネにわかりやすくフィードバックする
- 介護サービスの導入判断の材料にもなる
という取り組みをもう3年以上続けています。
ご家族あてにアンケートを取っていますが、未だに「大変良かった」か「良かった」で回答があります。
「普通」以下の評価を一度ももらったことがありません。
ということは、これは喜んでいただけていると考えています。
ただし、、、この取り組み、めちゃくちゃ時間がかかるんですよね。
だから「残業でやらせる」のではなく、
- どうやって日中の中で終わらせるか
- 業務の組み立てをどう変えるか
これは経営者側の責任として考えています。
■ スタッフの生活と人件費の考え方
うちでは、
- 不要な経費は極力削る
- その分、人件費にできるだけ厚く回す
という方針を取っています。
人件費率の“正解”は業界によっても違いますが、
しょちょーの感覚では、
「社員の生活がちゃんと豊かになる方向で、ギリギリまで人件費比率を高めたい」
というスタンスです。
そのうえで、
- 最終的な利益率は10〜20%(目安は15%前後)
- 固定費の6ヶ月分を会社に残す
- すぐに貯めきれない分は融資も活用してプールしておく
という感じの設計にしています。
利益を「最大化」するのではなく、事業が続けられる範囲で“最適化”するイメージです。
■ 地域への投資:子ども食堂にお金を回す
ここから、しょちょーの“売上の使い道”の話です。
世の中的には、
「全世界株インデックスに積立投資!」みたいな流れもありますし、それはそれで全然アリです。
でも、しょちょーはあるときふと思いました。
「だったら、自分が住んでいる地域の子どもたちに投資したほうが面白くない?」
ということで、うちでは
- 最終利益の0.5〜1%程度
- あるいは事業に負担の出ない範囲の一定額
を、子ども食堂などの取り組みに回し始めました。
社会福祉協議会の方に話を聞くと、
- 子ども食堂の多くは資金に困っている
- 物価高で食材を削らざるを得ないところもある
という現状があって、
「これは少しでも力になりたいな」と感じたんです。
実際に子ども食堂に行くと、
- 子どもたちが「おいしい!」とご飯を食べている
- 大人たちが一生懸命準備しているが、ニッコニコ^_^
その光景に、しょちょー自身もめちゃくちゃ元気をもらいました。
目に見える“お金のリターン”はありません。でも、ものすごく良い投資だと今は思っています。
■ お金の流れに「意味」があると、人はもっと頑張れる
こういう取り組みを社内で共有していたら、
ある日、LINE WORKSの「嬉しかったこと共有」のトークルームに、スタッフからメッセージが届きました。
ざっくり要約するとこんな内容です。
前の職場では、とにかく売上売上で疲弊していました。
でも今は、自分たちが頑張った売上が子どもたちの笑顔や幸せにそのまま繋がるんだと思うと、売上を出す意味が全然違うものになってきました。
「もっと頑張ろう」と素直に思えます。
これを読んだとき、しょちょーは本当に泣きそうになりました。
自分たちも喜べる
お客さんも喜ぶ
地域も良くなる
この三方よしの循環が起きたとき、
売上は単なる“数字”じゃなくて、物語を持ったエネルギーになるんだな、と強く感じました。
■ 売上目標は「目的」じゃなくて「手段」
ここまでの話をギュッとまとめると、
- 売上目標そのものを持つのは良い
- でも、それを 何のために達成したいのか を決めておかないとしんどい
- 経営者は「売上の意味」と「お金の流れ」を設計する役割がある
ということです。
社員さんがそこまで考える必要はありません。
現場に集中してくれればそれでいい。
そこを考えるのは、経営者である僕たちの仕事です。
売上〇〇万円、年収〇〇万円という目標は、自分にしか矢印が向いていない状態の目安にすぎません。
そこに、
- 自分と仲間
- お客さん
- 地域
という3つの視点を絡ませて考えたとき、
「本当に必要な売上水準」や「適切な利益の取り方」が変わってくるはずです。
もしかしたら、「あれ?その売上じゃなくても良かったかも」という結論になるかもしれないし、浮いた時間でさらに面白いことができるかもしれません。
■ 最後に:売上目標を達成した“その先”を考えよう
売上目標を達成すること自体は、ひとつの通過点です。
大事なのはその売上を、誰のために、何のために、どう使うのか?
ここを決めること。
そこに自分なりの答えがあれば、売上目標を達成しても、達成しなくても、「やり続ける意味」 はちゃんと残ります。
それを考えられるのは、経営者だけです。
だからこそ、時間を取って、じっくり向き合ってみてほしいなと思います。
今日も一歩ずつ、前へ進みましょう!
皆さんの挑戦と活躍を心から願っています^_^




