こんにちは、しょちょーです。
今日は利益について考えてみようと思います。
働いていると売上を上げるためにこのようなことを言われると思います。
- 患者さんを獲得しよう
- 効率良く訪問しよう
- 単価を高くなるように工夫しよう
全て売上を上げるための行為ですね。
ただ、売上が上がったからと言って、それが全て利益になるわけではありません。
人件費、テナント料、光熱費など様々な経費がかかっています。
そして最後に残った利益は企業が持続的に維持・成長していくために必要なコストです。
利益とは社員と社員家族を守るためのもの
ドラッカーは利益について次のように説明しています。
- 利益とは、企業が事業を継続・発展させていくための条件
- 明日、更に優れた事業を行うためのコスト
つまり、利益がなければ皆が必要とするサービスが提供できませんし、社員雇用もままならないわけです。
言い換えれば、「利益は社員と社員家族を守るためのもの」と言えます。
利益を生み出す基本構図
会社が社員に「売上を上げよう!顧客に最高のサービスを届けよう!」と言ってもピンとこない理由があります。
自分ごとになってないからです。
会社利益を生み出すことが、巡り巡って自分に還元される。
自分や自分の家族を守ることに繋がっている意識が持てていないのです。
こういう図式を見せる・伝える必要があります。
- 自分(社員)や自分が大切にしたい人を幸せにする人生送ると決める→価値観マップを作って自己認識していく
- 自分が幸せな人生を送るために仕事を活用する
- そのためには所属する会社(組織)の繁栄が必須
- 繁栄のためには自分たちが高い価値を創り、顧客を満足させる=利益獲得
- 社員は、経済的な豊かさ+人の役に立った充実感を得られる
- 以下、①〜⑤を繰り返し向上させていく
なんで仕事をするのか?ここをよく理解しておく必要があります。
うちの会社では①について2〜3週間考えてもらいましたし、僕も一緒に行いました。
会社の繁栄がなければ、利益の内部保留もできずに安定した生活ができなくなります。
だから社長は利益が出ているときに、どのように社員還元していくのかを明言しておく必要があると思います。
報酬以外にも、福利厚生や環境整備などいくらでもやりようがあるはずです。
事業拡大を急ぎすぎると社員は疲弊します。20年、30年と長い付き合いになるわけですから、社員の幸せを願うことは間違いではないはずです。
小さい会社ほど社員還元度は高い、はず。
100名規模の会社に1名社員が入ってくるのと、、、
1〜2名規模の会社に1名社員が入ってくるのでは重みが違います。
後者はほぼ創設メンバーとなるわけで、超重要な人材です。
創設時は仕組みも環境も整っていないわけですから、マンパワーに頼るケースが増えます。
その分、社員には苦労をかけることもあるわけで、一緒に考えて、一緒に壁を乗り越えていく、社長に最も近い立場で歩を進めます。
社長だって人間ですから、会社のために必死に頑張ってくれている姿を見たら、
「なんとかして還元していこう!」
と強く思うわけです。
基本構図を理解して、お互いが寄り添っていこう
利益を生み出す基本構図を全員が理解したら、じゃあどのように会社の価値を高めて顧客へ提供していくのか?
ここをよく話し合う必要があります。
使える資源には限りがあります。
その限られた状況下においてどのようにビジネスを展開していくのか?
きっと今までにないパワーでもって前に進んでいけるのではないかと思います。^_^
今日は以上です。
お仕事頑張っていきましょう!