こんにちは、しょちょーです。
こんな言葉をご存知でしょうか。
「考えは言葉となり、言葉は行動となり、行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格は運命となる」
イギリス第71代首相マーガレット・サッチャー氏
社員の発言が真実かどうか?
社長の発言が上辺だけのものか?
これらを見極めたいと思ったとき、この言葉が指標になってくれます。
今回の結論は「行動」をよくみよう。という話です^_^
他者へ影響があるのはどこからか?
上記の言葉を分解すると6つとなります。
- 考え
- 言葉
- 行動
- 習慣
- 人格
- 運命
これを更に分解すると3つになります。
- 考え
- 言葉・行動・習慣
- 人格・運命
このうち、「①考え」には影響力が全くありません。
なぜなら他人の頭の中の考えていることなど分からないからです。
「当たり前じゃん!」
と言いたくなると思いますが、一定数の割合で次のような人もいます。
「あの人の考えていること、、、分かるよ」
これは察する能力に長けている方であれば確かに分かるのかもしれませんが、厳密には分かるのではなく、「予測できる」ということです。
予測ということは、当たることもあれば外れることもあります。
なので「他者の考えていること」は誰にも分かりませんから影響力はありません。
また、「③人格・運命」についてはもはや結果の部分です。
「②言葉・行動・習慣」によって得られた結果です。
そのため人格者と思われる方や、偉大な成果を残してきている方というのは「②言葉・行動・習慣」を突き詰めた方といえます。
人格者・偉大な成果(運命)の部分を見て「すごい!」と思われることも多いですが、どのような行動からそうなったのかをよく考える必要があります。
ということは「③人格・運命」については目標値を決めることはできても、それ以上の干渉はできない=コントロールできないわけですね。
②言葉・行動・習慣がその人を表す全て
そうなると「②言葉・行動・習慣」についてよく観察していけば、その人の人となりが判断できるようになります。
言葉・行動・習慣、それぞれどこをみていけばよいのか?
答えは「行動」です。
言葉は背景に考えがないと絶対にでてきません。
ですが「考え」というのは落とし穴があるんですね。
楽なんです。
頭の中では理想の自分が描かれていたり、偉大な成果を残している自分を想像したり、ということは簡単にできます。
イメージの話だからです。
なので、人の言葉だけを信用してはいけません。
そこに「実態」が伴わず、言葉と行動が乖離している可能性があります。
その人の行動をよく観察しましょう。
- 言葉:「ジェイソン・ステイサムみたいになるのが夢なんだ」
- 行動:トレーニングを実施していない
- 言葉:「一人前の治療家になりたい」
- 行動:医学書を最後に読んだのが1年前
- 言葉:「開業?するよ、俺は。」
- 行動:開業のための具体的な計画を立てていない
これらは言葉と行動が乖離しています。
とにかく言動が一致していません。
入社前に社長の言葉が聞けたらラッキー
ある会社に入社したいと考えたとき、会社理念はよくチェックしておきましょう。
そして、会社理念に沿った発言を社長が実際にしているのか?
会社の成長は理念に沿ったものとなっており、日々の行動が概ね理念に沿ったものなのか?
こういった部分が見れると最高です。
言動をよく観察しておきましょう。
社長の言葉と、会社の業務内容および方向性がずれているなんてことは本当に多いです。
言葉・行動・習慣
これらがちゃんと繋がっている人とお付き合いしていきたいですよね。
今日は以上です^_^
それではまた!