経営アレコレ

【第35回】マッサージや鍼灸の同意書取得の際、ドクターに挨拶行ったほうがいい?

こんにちは、しょちょーです^_^

今日のテーマは、**訪問マッサージや鍼灸の「同意書発行」**について。

「新規の同意書をお願いするときって、病院に挨拶に行かなきゃいけないの?」
「患者さんの受診に付き添って説明したほうがいいの?」

という質問をよくいただくので、しょちょーなりの結論をお話しします。


■ 結論:挨拶まわりは…基本しません!

私は東京23区と多摩エリアの両方で活動してきましたが、

同意書取得のためだけに病院に挨拶に行ったことは、ほぼありません。

ほとんどすべて 郵送だけ で完結していました。

ただし――

「同意書の原本だけ送る」ようなことは絶対にしません。


■ ドクターが迷わない “依頼状” がめちゃくちゃ大事

しょちょーは同意書を送るとき、A4一枚にびっしり記載した依頼状 をつけています。

内容としては、

  1. なぜこの患者さんにマッサージ・鍼灸介入を検討したのか
  2. 誰から依頼されたのか
  3. 主訴(痛み・筋力低下・関節可動域など)
  4. 日常生活で困っている点
  5. 介入した場合の見通し・期待できる変化
  6. どんな施術を想定しているか

など、同意書の判断材料になる情報をしっかり書きます。

ドクターからすれば、

「急に同意書だけ送られてきても、何をどう判断すればいいのか分からない」

のは当たり前です。

だからこそ、

“なぜ発行をお願いしたいのか”

“どの症状に対してどう介入しようとしているのか”

を明確に伝えることが非常に重要です。


■ 初めての病院なら、電話のひとことだけ添える時もある

丁寧にやりたい場合は、「◯◯さんのことで書類をお送りしますので、ご確認いただけると助かります」

と電話で軽く伝えることもあります。

ただし、別になくても問題なく回ることの方がほとんどです。

あくまで“気持ちの問題”くらいでOK。


■ たまに変な病院もある(年1回レベル)

体感として200件に1件くらい、

  1. 「うちは挨拶に来ないと同意書は発行しない」
  2. 「ドクターの基準が“医学的な必要性”ではなく“挨拶に来たかどうか”」

みたいなところがあります。

これははっきり言って まともじゃない です。

そんな時は患者さんに「別の病院をおすすめします」と普通に伝えています。


■ 基本方針:まずは郵送で完結させる

地域差は多少あると思うものの、しょちょーの実践では、

  • 効率重視
  • 患者さんにも時間的負担をかけない
  • ドクターには必要情報だけ正確に届ける

という理由から、

郵送のみで完結する設計がベストだと感じています。

挨拶しなきゃ成り立たない仕組みなんて、どう考えても現場の生産性が下がります。

独立して4年ほど経ちますが、挨拶で伺ったのは1回だけです。


■ まとめ:大事なのは「丁寧な依頼状」と「症状の整合性」

同意書に書かれる項目は、

  1. 主訴(痛み・しびれなど)
  2. 筋力低下
  3. 関節拘縮
  4. 可動域制限

などが中心なので、

無料体験のときも必ずこの観点で評価します。

鍼灸の場合は**疼痛**の考え方ともリンクしますね。


■ 最後に

同意書取得は、訪問マッサージや鍼灸の入口のひとつです。

「挨拶しに行かないと発行されないのでは…」と不安を持つ方も多いですが、大事なのは “丁寧な情報提供” と “医学的に妥当な依頼” だけです。

無駄な労力を使わず、正しく、効率よく、誠実に。

これが長く続く事業のコツだと思います。

今日も一歩ずつ、前へ進みましょう^_^

ABOUT ME
しょちょー
20代の頃から10年以上現場と管理職を経験し、あはきの訪問業務設立から店舗展開まで行った後、独立開業をしました。 2019年に慢性骨髄性白血病という病気にかかり「あ、命ないぞ」と思った時に、 《自分も、家族も、仲間も大切にする=豊かに生きる》 を目指すのが後悔しない生き方だと気づき、今は割と自由に活動してます。 このサイトは、「収入UPしたい」「独立したい」「独立してるけどもっと安定したい」と思ってる方を応援するために作りました。 独立開業仲間、募集してます^_^ 今もサイト充実させようと活動中なので、◯◯が知りたい!があったらメッセージくださいm(_ _)m 皆さんのチカラになれれば嬉しいです。