こんにちは、しょちょーです。
今日は「役割」について考えてみたいと思います。
会社内で社員一人ひとりに役割は決めていますか?
もし決めていなければ、何か一つでも良いので役割を考えて設定してみましょう。
子どものお風呂イヤイヤからみる役割の大切さ
もうすぐ3歳になる娘がいるのですが、お風呂になかなか入らず苦労することがあります。
色々と興味をもたせようと、新しい遊び道具や誘い文句を使ってみても、しばらくすると効果がなくなります。
そんなとき、てぃ先生の動画をみてある事実に気が付きました。
娘自身は、全て「されている」環境なんです。
てぃ先生の動画「お風呂をイヤがる子どもがあっさり入る!保育士オススメの解決方法とは」はこちら。(新しいタブが開きます)
- 脱衣所に連れて行かれて
- 服を脱がされて
- お風呂場で髪や体を洗われて
- 脱衣所でタオルで拭かれて
- ボディクリームなどを塗られて
- 着替えをしてもらって
- 髪の毛を乾かしてもらって、、、
親にしてもらうこと、されることばかりです。
子どもからみると自分自身で何かをする、できるという体験が少ない場所でした。
てぃ先生曰く、これを「文化祭理論」と呼んでいるそうです。
自分がたいして関わらなかった文化祭ってめっちゃつまらないし、興味がわかない。
当日行くのも面倒だし、全く面白くない。
たしかに!と思ったので、早速娘に「背中をゴシゴシするのが仕事ね」とお願いしたら、張り切ってお風呂場に向かっていきました。笑
社員自身に裁量権と、何かをする、できる環境をつくる
人は環境の生き物です。
責任感が元から強く、自主性に富んでいる施術者もいますが少数です。
それ以外の大多数は、環境によって能力を発揮するか否かがわかれてくると思っています。
採用したいからと言って、魅力的な文言を並べるために「◯◯がある、学べる」というキーワードを用意するのはある意味良くないのかもしれません。
- 入社して
- 研修を受けさせて
- 帯同も指示されて
- 営業も先輩の後をついてこいと言われ
- 患者紹介もされて
- 請求業務は事務に丸投げ
- 誰かに決めてもらった訪問ルートを繰り返す
極端かもわかりませんが、もしこんな感じだとしたら社員の自主性が育つ環境とは言えなさそうです。
それに社員自身のモチベーションも上がる要素が少ない。
どんなに小さい役割でも、あると責任感が増す
先程の文化祭理論で考えてみても、どんなに小さい役割でも(たとえ売上に直結しないことでも)あれば、少なくとも一緒に仕事をしている感覚にはなります。
できれば患者満足度が上がったり、施術者の技術・知識向上、生産性が高まる方向への役割があるとなお良いのかもしれません。
少なくとも、3歳の娘は役割があると張り切りました。
そして、高校・大学での文化祭でも役割があると楽しい。
ということは、大人になっても形は違えど、役割の有無はモチベーションを左右するかもしれませんね。
ということで、今日は役割について考えてみました。
最近は猛暑が続いていますので、移動が多い先生方は十分に熱中症に気をつけてくださいね!