こんにちは、しょちょーです😊
今日は「チームをまとめていく工夫」というテーマでお話をしていきたいと思います。
このブログを読んでくれている方っていうのは、基本的に「今より成長したい」とか、「いつか独立したい」とか、「チームの中で結果を出したい」とか、そういう“前向きな人たち”が多いと思うんです。
じゃないと、わざわざ「今日こそ独立開業だぞブログ」なんていう名前のサイトを開かないと思うんですよね(笑)
だからこそ、僕はこのブログを通して、現場で感じてきたリアルな経験をできるだけそのまま伝えたいなと思っています。
チームをまとめるのは本当に難しい
僕自身、チームづくりってずっと苦労してきました。
いまはようやく、経営者として一つの形ができてきたかなと思えるようになってきましたけど、それでも「まとめることの難しさ」は、ずっと感じています。
ちょっと昔の話をします。
以前の職場で、僕は人を集めて研修をしたり、営業活動を頑張ったりしていました。
当時はコロナ禍もあって、いろんな困難もありましたが、それでも前を向いて頑張っていたつもりでした。
ただ、今振り返ると、「チームをまとめる」という意味では、全然うまくいっていなかったんです。
というのも、その職場では「とにかく売上を伸ばせ」というのが最優先の方針でした。
だから、とにかく人を入れて、とにかく仕事を任せていく。
数を増やすことに必死で、どんな人が入ってくるかまでは深く考えられていなかった。
バラバラの価値観では、まとまらない
当然ですよね。
そうやって集めたメンバーは、仕事に対する価値観もバラバラ。
何を大事にしているか、どんな想いでやっているかがみんな違う。
僕が上司として指示を出しても、「若造が何言ってんだ」みたいな雰囲気もありました。
当時の僕はまだ若かったし、経験も足りなかった。それでも、一生懸命やっていたんですよ。
でも、どうしても“チームとしての方向性”が揃わない。
そして、正直に言えば、その頃の代表との関係も苦しかった。
「頑張ってるのに分かってもらえないぞ」
そんな気持ちを抱えながら、ずっとモヤモヤしていました。
今思えば、代表も「辞められたら困る」「数字を守らないといけない」というプレッシャーの中で判断していたんだと思います。
でも当時の僕は、それを理解する余裕もありませんでした。
とにかく「自分は頑張ってるのに、誰も味方がいない」と感じていました。
方向性がないチームは、漂流する
そんな中で、一番の問題は「この船がどこを目指しているのか」を誰も知らなかったこと。
つまり、“チームの目的地”がなかったんです。
「売上を上げよう」だけでは、人は動かない。
みんながバラバラの価値観を持ったまま、ただ数字だけを追っていたら、当然チームはまとまりません。
現場で、とある社員は僕の前では良いことを言ってくれても、裏では愚痴ばかり。
でも、結局その社員をチームに迎えたのは他でもない、自分自身だったんですよね。
自分が採用したにも関わらず、自分が方向性を示さなかった。
「どんなチームにしたいのか」「何を大事にしたいのか」
それを明確に言葉にしていなかったわけです。だからこそ、チームは崩れていったんです。
今の僕が実践している3つの工夫
そんな苦い経験を経て、今の会社では3つのことを大事にしています。
① 説明会で“価値観”を共有する
採用の前に、必ず会社説明会を開いています。
うちの理念や、どんな人と働きたいのか、どんな想いで事業をしているのかをしっかり伝える。そのうえで、「この考え方いいですね」と共感してくれる人だけが次に進みます。
中には、説明会の段階で「うちとは合わないな」と感じる方もいます。
でもそれでいいんです。無理に合わせようとせず、最初からミスマッチを防ぐことの方がずっと大事。同じ方向を向ける人とだけ、一緒に進めばいいと思ってます。
② 面接は“社員が決める”
面接は僕ではなく、現場の社員に任せています。
判断基準はシンプルで、「この人と一緒にご飯を食べれるかどうか」。
一緒に美味しくご飯が食べられる人なら、きっと一緒に働ける。
逆に、気を使いすぎたり、違和感を感じる人は、やっぱりどこかでズレが出ます。
もちろん最終判断は僕がします。
でも、社員にも「このチームをつくるのは自分たちだ」という意識を持ってもらう。
責任を分かち合うことが、チームを強くする第一歩なんです。
③ 日々の理念共有と“称賛文化”
採用して終わり、ではないのです^_^
入ってからが本当のスタートです。
うちでは、僕自身が毎日日報を書いています。
「今日こういうことを考えた」「今こういう課題を感じている」
そんなリアルな想いを発信することで、現場のみんなが僕の考えを感じ取れるようにしています。
訪問の仕事って、現場でなかなか会えないですからね。だからこそ、言葉で伝える。
そしてもう一つ大事にしているのが、“認める文化”。
会社の行動指針に沿った行動をしてくれた社員は、必ず日報や会議で取り上げて「ありがとう」を伝えます。理念を口で言えなくても、行動で示せればそれでいい。
行動で理念を伝える人が増えると、チームの空気がどんどん良くなっていきます。
「思いやり × スピード」が合言葉
うちでは「思いやり×スピード」というキーワードを大事にしています。
レスが早い、対応が丁寧、それだけで信頼は積み上がっていく。
そういう行動をした人は、しっかり評価する。自然とみんなが「そういう動きをしよう」と思うようになるんです。
理念って、ポスターに貼るだけじゃ浸透しません。行動の中に落とし込まれて初めて、血となり肉となる。
それを実感しています。
週に一度のランチミーティング
あと、もう一つ大事にしているのが「ランチミーティング」。
週に一度、みんなでご飯を食べながら会議をしています。堅苦しい雰囲気ではなく、ざっくばらんに話せる時間。
笑いもあり、意見も出る。そんな場をつくることで、みんなが自然と「チームの一員」という意識を持てるようになります。
チームづくりに「正解」はない
チームをまとめるって、本当に難しいです。
相手が人だから、マニュアル通りにはいかない。
でも、「理念を共有する」「信頼して任せる」「日々の言動を大切にする」
この3つを地道に積み上げていけば、必ずチームは変わっていきます。
うちもまだ道半ばですが、一人ひとりが同じ方向を向き始めた瞬間、確実に風向きが変わりました。小さくても、価値観でつながるチーム。
それこそが、本当の強さだと思っています。
今日も一歩ずつ、前へ進みましょう!
みんなの挑戦と活躍を心から願っています^_^




