こんにちは、しょちょーです。
今日は「得た利益で何をしたいのか?」というテーマで話をしていきたいと思います。
みんな、頑張って働いて、売上を伸ばして、利益を増やして――
「豊かな生活をしたい」「家族を守りたい」って思う。
それは、当たり前のことです。
僕もそうです。家族がいて、社員がいて、守るべき人がいる。
だからこそ、経営で利益を出すことは“責任”だと思っています。
でも、その利益をどう使うかで、その人の“生き方”が出ると感じるんです。
■ 利益はゴールではなく「手段」
うちの会社では、得た利益の一部を子どもたちへの支援活動に使っています。
それはなぜか?
僕らは「高齢者への施術」を通じて利益を得ています。
そのお金で現役世代が生活し、次の世代――つまり子どもたちへとつないでいく。
それは、社会全体の“循環”だと思うんです。
高齢者から学び、現役世代が働き、子どもたちが夢を持つ。
お金って、本来そうやって流れていくものだと思っています。
だからこそ、得た利益を「どう回すか」を意識している。
たとえ1万円でも、誰かの未来に使えるなら、それは“生きたお金”になると考えてます^_^
■ 社員のモチベーションも変わる
この考え方は、僕自身だけじゃなく、社員にとっても大きな意味があります。
「自分たちの仕事が誰かの役に立っている」
「自分たちの努力が社会を少し動かしている」
そう思えるだけで、働くエネルギーがまるで変わる。(大きく変わりますよ!)
人って、“お金のため”だけに動くと、どこかで燃え尽きるんですよ。
でも、“誰かのため”に動くと、不思議と長く続けられる。
それが、訪問業のような人と向き合う仕事の本質なんじゃないかなと思います。
そもそも、鍼灸やマッサージの資格を取ろうと動いている特異的な方たちです。笑
基本的に「誰かのために」というスタンスが、前提条件として揃っているんです。^_^
■ 数字に「意味」を持たせる
たとえば月の売上が100万円だとします。
経費が60万円、税金が20万円、融資返済が5万円。
残りの15万円が利益。利益率で言うと15%。
この15%をどう使うかで、その会社の未来が決まる。
すべてを自分の懐に入れるのか、
一部を社員に還元するのか、
地域や子どもたちに回すのか。
同じ“利益”でも、そのお金がどこに流れるかで、会社の空気はまったく違うものになるんです。
■ 利益を“回す”という文化
僕は「お金は回ってこそ価値がある」と思っています。
誰かのために使うからこそ、また巡り巡って戻ってくる。それが“経済”の本質なんじゃないかと。
訪問マッサージの仕事って、どうしても日々が同じように見えがちなんです。
同じ道を回り、同じような時間に訪問して、似たような会話をして…。
でも、そこに「この利益の一部が地域の子どもたちに届く」と思えるだけで、働く意味がガラッと変わるんです。
■ 利益の「使い方」は経営者の姿勢
利益をどう使うか――これは経営者の哲学そのものです。
社員の給料を守る。
地域に還元する。
未来の世代を支える。
どれを優先するかで、会社の色が決まる。僕は、利益を“貯める”よりも“回す”ほうが好きです。
だって、回していく中で、また新しい出会いや感謝が生まれる。お金は、人と人をつなぐツール。止めてしまったら、腐るだけ、なんて思ってるんです^_^
とはいえ、固定費の4.5ヶ月分を現預金で持っておくとか、そういったダムを作っていくことも大事。要はバランスですね。どこかに偏らないよう注意する。
そうして利益を循環させていったときに最終的に残るのは、お金ではなく「信頼」です。社員からの信頼、家族からの信頼、地域からの信頼。
それを育てるのが、利益の使い方なんです。得た利益を何に使うか。
それを考えることが、経営者としての器を試される瞬間だと思います。
今日も一歩ずつ、前へ進みましょう!
皆さんの挑戦と活躍を心から願っています^_^




