こんにちは、しょちょーです。
今日のテーマは 「どうやったら融資が通るのか?」 というお話です。
まず大前提として、出張専門で一人で動いている方の場合、僕は“融資はいらない”と思っています。
なぜかというと、そもそも生活費くらいならアルバイトでも十分稼げるし、わざわざ利息を払ってまで借金する意味がないからです。
でも、人を雇う、法人化する、固定費が発生する仕事場を持つ、事業を拡大していくとなれば話は別。
その時には「融資」という選択肢が現実的になりますよね。
■ 融資が通りやすくなる考え方の“本質”
超シンプルに言えば…
あなたは、急に現れた知らない人に100万〜数百万を貸せますか?
これなんですよ。
銀行員が見ているものは、この感覚に近いです。
たとえばあなたのところに、30〜40代くらいの見ず知らずの人が突然来て、
「初めまして。お金貸してください!」
と言ってきたとします。
いや、絶対貸せないですよね(笑)
だって…
- この人が何者かもわからない
- どんな事業をしようとしているのかもわからない
- お金をどう使うのかもわからない
- 返せる根拠もわからない
- 地域にどんな貢献をするのかも不明
これで「貸してください!」と言われても無理です。
つまり融資のポイントは、
“自分に置き換えたら貸せるか?”で準備を進める
ということなんですね。
■ 銀行が見ているポイントは、実はとてもシンプル
あなた自身が「この人に貸してもいいな」と思えるポイントを、事業側にも整えるだけです。
例えば…
- 名刺、HP、パンフレットなど事業の“形”があるか
- あなたがその事業の経験・実績を持っているか
- 1年後・3年後・5年後の事業計画があるか
- なぜその未来に向かいたいのか
- 借りたお金の使い道が明確か
- 使うお金は“増えるのか” “減るのか”
- 毎月いくら残るのかがキャッシュフローで説明できるか
こういうところを相手は見ています。
■ キャッシュフローは必ず作るべし
作るのが面倒でも、絶対作った方がいいです。
なぜかというと、
自分の事業理解が一気に深まるから。
最初は数字が甘くてもOK。
「銀行員だったら、ここを突っ込むよな…」という視点で何度も見直すことが大事です。
突っ込まれそうなところは、
- 数字を詳細化する
- 根拠を準備する
これで説得力が一気に上がります。
■ 小規模事業の場合、丁寧に準備すれば基本的には通る
小規模事業なら、しっかり準備すれば基本的に融資は取れます。
さらに市区町村によっては、創業融資の補助金・利子補給制度があったりするので、
単体で借りるより条件が良いことも多いです。
地域の制度は必ずチェックしておくと良いですね。
■ 事業拡大を考えているなら、融資は“安心の元手”
僕自身、一人でやっている時は不要でしたが、
複数名を雇う・事業を広げるタイミングでは融資は大切になってきますので融資は受けています。
- 固定費の6ヶ月分くらいの資金
- 会社や社員を守れるだけの余力
これがあると精神的にも本当に安定します。
そして大事なのは…
融資は“運用するための金“ではなく、“会社と社員を守るための備え”
借りたお金は使わずに置いておく。これがベスト。
もちろん事業の成長のために使うケースもありますが、基本は“安心の土台づくり”だと思っています。
■ 最後に:なるべく多く借りておく方が、未来への挑戦がしやすくなる
銀行が見ている基準は公開されませんが、
- 売上
- 利益
- 会社規模
などから銀行側が「この会社ならこれくらい貸せる」と判断します。
上限はありますが、その範囲で 多めに借りておくのは賢い選択 です。
利息は払いますが、それ以上に、
未来の挑戦に集中できる価値の方がはるかに大きい。
ということで、今日は融資のお話でした。
皆さんの挑戦と活躍を心から願っています^_^




