《管理職向け》頑張り過ぎちゃうあなたへ、1.1倍だけ頑張るコツ

管理者は頑張り過ぎてはいけない？

管理者は常に1.1倍だけ頑張る

管理者に任命されたとき、みなさんはどう思いますか？

・誇らしく思う

・これからの未来に希望を感じる

・やる気が漲ってくる

もちろん、自分に務まるのかな？と不安に思う方もいると思いますが、管理者に任命されるということは、他の人よりも優秀で、やる気を買われていることケースも多いのです。

なので、、、次のビジョンや取り組みを考えたり、新しいタスクを見出してすぐに実行していくなど、どんどんアイデアが溢れてきます。

が、ちょーっとまった！！

このペースは、いつまで続きますか？

１週間後も、１ヶ月後も、１年後も同じペースで続けられますか？

恐らく、息が切れてしまいそうですよね。

仕事は、フルマラソンみたいなもので、長く長く継続していきます。

プロジェクトはいつか完了しますが、その次にも新しいプロジェクトが待っています。

全速力で駆け出したい気持ちがあることは非常にすばらしいことです。情熱なしには物事は成し遂げられません。

しかし、管理職が部下と仕事をする目的は、管理職の承認欲求を満たしたり、熱い想いをぶつけていくことではありません。

大事なことは、チームの目標を達成していくことです。

目標達成にはテンションの上がり下がりは逆に足枷になることが往々にしてあります。

ここで、オススメの方法があります。

それは、、、

昨日よりも、「1.1倍だけ頑張る」こと。

1.1倍、、、マラソンなら、ほんの少しだけペースが上がった、、かな？？と思う程度です。

これなら継続できそうではありませんか？

日によって２倍頑張る、３倍頑張る、というのは現実的ではありませんし、それにつきあわされる部下たちは上司以上に疲労を感じさせてしまいます。

１割増しだけ頑張る＝１．１

１割減で頑張る＝０．９

1.1倍で３０日間過ごしたパフォーマンスと、

0.9倍で３０日間過ごしたパフォーマンス、どれほどの差がでると思いますか？

1.1の30乗は、約17。

0.9の３０乗は、約0.042。

これってもの凄い差だと思いませんか？こつこつ努力することの素晴らしさが数字で表されました。

もし、１０人のチームをまとめる管理職が、１０人全員「1.1倍だけ頑張る」の状態をキープできたら、その成果は計り知れませんね！

まずは自分自身の頑張りを「1.1倍」の状態でキープできるよう意識しましょう。

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