こんにちは、しょちょーです。
ディズニーランドのサービスは訪問鍼灸マッサージ師も見習う方がいいよね、というお話です。
先日、娘の誕生日が土曜日だったのでディズニーランドへ行ってきました。
7月の猛暑は予想していましたが、遥かに厳しい暑さに呆然としました^^;
開園9時に対して、8時前についたのですが、、、
もう並んでいる、、、笑
もうすでに何百人とお客さんが集まっています。
そして後方にはぞろぞろと人が集まりだし、8時20分頃には遥か彼方まで並ぶ事態となっていました。
ディズニーランドが開園を8時30分にずらしてくれて中に入れましたが、みんなこの猛暑でうなだれている中、本当によく集まっています。
チケット9000円でもみんな来る
よく考えたら、この時期は大人1枚9000円ほどします。
9000円ですよ!?笑
でも、みんな来るんです。
ディズニーランドの空間での素敵なひとときに喜んでお金を払います。
めちゃめちゃな暑さの中、それでもみんな楽しそうな顔をして歩いています。
ええ。
僕たち家族も楽しかったです。笑
園内のポップコーンは、ケースとセットで買うと3000円程します。
でもみんな買っているし、持っている。
ええ。
買いました。笑
つまり、「高い」という意識は当然みんなあるとは思いますが、それ以上の価値があると思ってお金を払っているということですね。
訪問マッサージ+鍼灸=7410円の価値とは
僕たち訪問鍼灸マッサージ師の殆どは保険を取り扱っていると思います。
マッサージで5850円。
鍼灸で1610円。
つまり、一回の施術で7460円となります。
大体がここから1〜3割負担になるので、1割だとすると1回あたりの自己負担額は746円となります。
週2回とすると、保険請求額は59680円。(自己負担額は5968円)
ディズニーランドに5〜6回はいけます^^;
たしかに自己負担額で計算すると安く感じますが、、
1ヶ月うち、
- 60000円以上の価値を提供しているのか?
- 60000円の価値なのか?
- 6000円の価値なのか?
- それ以下の価値なのか?
ここはよく考えないといけないと思います。
自己負担額を取り扱っているし、なおかつ口座振替サービスを使用していると、お金のやりとりが書面だけになり、実際の感覚と相違がでてきます。
安いから利用して、じゃない
もし自分の大切なお子さんが大腿骨頸部骨折をしたとします。
病院を選べたとして、次のふたつがあるならどちらを選びますか?
- A院:安いけど、手術やリハビリは適当。殆どが後遺症に苦しんでいる。
- B院:高いけど、手術やリハビリはしっかり。殆どが日常生活に戻れる。
極端だし、あくまでも例なのであしからず。
僕ならB院を選びたいし、金銭的余裕がなくてもなんとかしたいと思います。
このときに、自分たちのサービス提供価値もB院にしなくてはいけない。という話です。
患者本人や、ご家族の方が本当に良くしたい、少しでも日常生活を取り戻して家族の大切な時間を取り戻したいと思っている方ほど、B院にするはずです。
そして、B院を選ぶ患者さんたちの方がリテラシー高く、施術目的や目標に対して真剣になって聞いてくれると思います。
価値は一つから生まれず、総合的に考える
ディズニーランドは、ミッキーマウスたった一人で成り立っているわけではありませんよね。
色々なキャラクターや、世界観、ランド内の雰囲気や細部に至るこだわり。
それらが総合的に僕たちの無意識下に影響して「良いサービス」と感じるわけです。
無理やり、◯◯のサービスが良かった!ということはできますが、そうではないんです。
訪問鍼灸マッサージも、◯◯の手技を提供できます!ではなく、サービス全体を見てバランスを整えていくことが大切です。
勤務態度、気遣い、時間管理、施術目的や目標の共有の仕方、施術内容、身だしなみや言葉遣いなど、トータルでみることです。
切皮弾入10年とか言っている場合ではないのです(怒られますかね?笑)
もし全患者さんが実費負担となったとしても、「継続して治療を受けたい!」と全ての患者さんが言って頂けるようなサービス提供を心がけるべきです。
今日は以上です^_^
雨が続くようですが、皆さんも移動には十分お気をつけてください!
本日も頑張ってくださいね!