【雑談】お金っていくらあれば安心なのか?
こんにちは、しょちょーです^_^
今日は雑談テーマで「お金って、いくらあれば安心なのか?」という話をしてみたいと思います。
これは事業でも家庭でも、本質は同じなんですよね。
■ 事業に必要なお金(固定費の3ヶ月〜6ヶ月)
まず事業の話からすると、
最低でも“固定費の3ヶ月分” の現金が手元にないと危ない、というのが基本的な考え方です。
たとえば、
毎月300万円の固定費がある会社なら、最低900万円は現金として置いておくべきということ。
俗に「6ヶ月あれば安泰」とも言いますが、実際には中小企業の多くが「1ヶ月先も見えない自転車操業」で回っています。
うちの場合は、すぐに自分たちの現金を減らして不安に入らないように、融資を活用して“現金残高を割らないように”設計するようにしています。
例えば1,000万円の資金があったとき、
1,000万円を丸ごと使うのではなく、
- 必要な運転資金は3ヶ月分を“絶対割らないライン”に設定
- 利益の中から一定額を貯蓄側に回す
- 元金返済はあるが、それ以上に現金を積み上げていく
こうしておくと、融資を返し終えるころにはきちんと現金資産として自分たちの手元に残るわけです。
これが、事業運営の基本的な考え方です。
■ じゃあ家庭の場合はどう考えればいいのか?
ここからが今日の本題です。
「家庭はそんなに貯金できないよ」
「余裕なんてない」
と多くの方が言いますが、実はそんなことはありません。
事業と同じで、**“適正な金額を確保すればいい”**だけなんですね。
もちろん目的(教育資金、住宅、老後など)によって金額は大きく変わります。
ただ今回はまず “生活の安全性” だけに絞って話します。
■ 家計の「最適な安全資金」は固定費の3〜6ヶ月
例えば、
- 家賃
- 生活費
- 食費
- 交通費
- 日用品
- その他の変動費
こういう日常生活の費用が、極端な我慢もせず、極端な贅沢もせず、“心がちゃんと満たされる範囲”で整っているとします。
そのうえで、仮に毎月の支出が 15万円 で収まっているなら、
● 15万円 × 3ヶ月 = 45万円(最低ライン)
● 15万円 × 6ヶ月 = 90万円(かなり安心ライン)
という風に考えます。
つまり、45〜90万円あれば、仮に収入が途切れたり、何かトラブルが起きても3〜6ヶ月は耐えしのげるということです。
特に会社を辞めた場合や、新しい職場への移動など、収入が発生するまでに「タイムラグがある」のは事実です。
この期間を乗り越えるためのバッファが、この”安全資金”になります。
■ 使ってはいけないお金=「安全資金」
この3〜6ヶ月分のお金は使ったらダメなお金です。
目的はただ一つ。
「何かあったときに耐えるための“命綱”として持っておく」
ここを明確にしておくと、家計も事業もものすごく安定しますよ^_^
■ まとめ
今日は雑談として、
「お金はどれくらいあれば安心か?」という話をしました。
- 事業は固定費3〜6ヶ月
- 家計も固定費3〜6ヶ月
- これは“使っていいお金”ではなく、“命綱としての資金”
- 目的を明確にしておくと安心感が生まれる
事業も家庭も、考え方はまったく同じです。
不安は「計算」すると減ります。逆に、計算しないと勝手に増え続けます。
こういう小さな知識が、みんなの生活の安心につながれば嬉しいです^_^




