経営アレコレ

【第40回】営業をかけてから、どれくらいで成果が出るのか?成果の測定期間について

営業の流れ

こんにちは、しょちょーです^_^

今日は「ケアマネさんに営業をしたとき、どれくらいの期間で成果が出るのか?」というテーマでお話ししたいと思います。

訪問マッサージの売上アップの王道は、やっぱりケアマネージャーさんへの挨拶回りです。

もちろん他にもいろいろ手はありますが、在宅の中心にいるのはケアマネさん。
介護保険内外のサービスを組み合わせて、ご利用者さんに最適なチームを作っていくわけですから、まずは接点づくりが最重要なんですよね。


■ 挨拶から成果(紹介)が出るまでの期間はどれくらい?

結論から言うと、しょちょーは 30〜60日間 を効果測定期間として見ています。

理由はシンプルで、

  1. 僕たちがパンフレットを持って挨拶
  2. ケアマネさんが次回訪問時にご利用者さんへ提案
  3. ご利用者さんが「やってみたい」となる
  4. ケアマネさんから僕たちに依頼の連絡が来る

この流れがあるからです。

ポイントは、ケアマネさんがご利用者さんに会うタイミングが月1回のことが多いという点。

だから、どんなに良い挨拶をしても、 最低30日間は紹介が来ない前提 で考える必要があります。

また、状況次第では半年後に紹介が来ることもあります。

「今は薬や生活面の方を優先したい」「痛みはあるけど、まだサービス導入の段階じゃない」など、順番待ちのケースもあるからです。


■ だからこそ“月単位”での測定が分かりやすい

うちではこう決めています。

「12月に挨拶した結果は、1月に反映される」

これで計画がすごく立てやすくなります。

例えば、

  1. 20件挨拶して1件紹介が来る(実績値)
  2. 1月に5名の新規が欲しい→ 12月中に100件訪問する

こうやって 逆算でKPIを作る と、数字がめちゃくちゃ扱いやすくなるんです。

もし結果が乖離していたら、

  1. 話し方
  2. 表情
  3. 名刺
  4. パンフレット
  5. 服装
  6. 提案内容

こういった要素を一つずつ見直して改善します。

営業も技術職と同じで、やればやるほど成功率は上がります。


■ 自分の必要件数から逆算しよう

例えば営業エリアに150件の居宅があって、「今、自分に必要な患者数は10名」という場合。

20件で1件紹介が来るなら、150件挨拶すれば7〜8件ぐらいは紹介が来る見立てになります。

逆に、150件回って3件しか紹介がなければ、

50件で1件ということになり、これはちょっと反応が悪い数字。

改善ポイントを洗い出して再挑戦していくわけですね。


■ さらに売上シミュレーションも可能になる

施術依頼を受けて

→ 無料体験
→ 同意書取得
→ 保険請求
→ 2〜3ヶ月後に入金

こういう流れを踏むので、キャッシュフローにはタイムラグがあります。

だからこそ、

「いつ営業して」「いつ依頼が来て」「いつ売上が立つか」

この流れが予測できると一気に経営が安定します。

また、既存の居宅はリピート率も高いので、既存との関係値が厚いほど安定性は増します。


■ 最後に

営業の成果は “次の日に出るもの” ではありません。

だけど、数字で管理していくと、自分が「いつ」「どれくらい」動けば、「いつ」「どれくらいの売上になるのか」が見えるようになります。

予測が外れたら1ヶ月ごとに微修正していけばOKです。

行動量と質を整えていけば、必ず結果は出ます。

みんなの活躍をこれからも心から願っています、頑張ってくださいね^_^

ABOUT ME
しょちょー
20代の頃から10年以上現場と管理職を経験し、あはきの訪問業務設立から店舗展開まで行った後、独立開業をしました。 2019年に慢性骨髄性白血病という病気にかかり「あ、命ないぞ」と思った時に、 《自分も、家族も、仲間も大切にする=豊かに生きる》 を目指すのが後悔しない生き方だと気づき、今は割と自由に活動してます。 このサイトは、「収入UPしたい」「独立したい」「独立してるけどもっと安定したい」と思ってる方を応援するために作りました。 独立開業仲間、募集してます^_^ 今もサイト充実させようと活動中なので、◯◯が知りたい!があったらメッセージくださいm(_ _)m 皆さんのチカラになれれば嬉しいです。