こんにちは。しょちょーです😊
今日は少し突っ込んだ話をしてみたいと思います。
テーマは、療養費の改定について、正々堂々と向き合うことです。
あくまでも、しょちょー個人の考えとして読んでもらえたらと思います。制度の解釈や運用については、それぞれの施術所の状況や行政・保険者の判断によって変わる部分もありますので、ここでは「しょちょーはこう考えています」という立場で書いていきます。
療養費の改定は、できるだけ前向きに受け止めたい
訪問鍼灸マッサージの業界では、療養費の改定が定期的に行われます。金額が変わることもあれば、制度の考え方が変わることもありますし、請求の仕組みや必要な書類の扱いが変わることもあります。
そのたびに、現場としては正直大変です。
「また覚えることが増えるのか……」
「今までのやり方を変えないといけないのか……」
「売上や運営に影響が出るかもしれないな……」
そんなふうに感じることもありますよね(^_^;)
ただ、しょちょーは最近、療養費の改定については、できるだけ前向きに受け止めるようにしています。もちろん、すべての改定が現場にとって分かりやすいとは限りませんし、「これはどういう意図なんだろう?」と感じることもあります。
それでも、制度の改定は基本的には、業界全体をより良くしていくために行われているものだと思っています。不公平を減らしたり、患者さんの負担の偏りを整理したり、保険者側の審査をしやすくしたり、制度そのものを長く続けていくためだったり。
そう考えると、改定のたびに「嫌だな」と受け止めるよりも、この制度の中で、どうすれば正しく、まっすぐ仕事を続けていけるのかを考えた方がいいのかなと思うんです。
療養費の制度は、これからも変わっていくと思います。だからこそ、そのたびに後ろ向きになるのではなく、きちんと理解して、きちんと対応していく。その姿勢の方が、長い目で見たときに強いんじゃないかなと思っています。
訪問施術料ができた背景について
少し前の改定で、訪問施術料という考え方が出てきました。
訪問施術料1、訪問施術料2、訪問施術料3という区分ですね。
ざっくり言うと、同じ日に、同じ建物の中で何人の患者さんに施術をしたかによって、訪問施術料の区分が変わるというものです。たとえば、老人ホームなどで同じ日に複数名の患者さんへ訪問施術を行う場合、患者さんの人数に応じて区分が変わります。
この制度ができる前は、同一日・同一建物で複数名に施術をした場合、往療料の扱いに偏りが出やすい側面がありました。
最初に訪問した患者さんには往療料がつくけれど、それ以外の患者さんには往療料がつかない。そうなると、同じ建物の中で同じように施術を受けているにもかかわらず、患者さんによって負担の差が出てしまうことがあります。
もちろん、現場ではなるべく不公平にならないように、訪問順を調整したり、請求の仕方を工夫したりしていた施術所もあったと思います。ただ、それはそれで現場としては大変です。
だから、訪問施術料という形で、同一日・同一建物での施術を整理していく方向性自体は、しょちょーとしては理解できます。
患者さんごとの負担の偏りを減らす。審査を分かりやすくする。制度として整理していく。そういう意味では、必要な流れだったのかなと思っています。
制度が変わると、どうしても損得で考えたくなる
ただ、制度が変わると、どうしても出てくる考え方があります。
それは、どうすれば売上が下がらないかという考え方です。
これは経営をしていれば、当然考えることです。売上が下がれば会社の運営にも関わりますし、スタッフの給与や雇用にも関わります。事業を続けていくためには、数字を見ないわけにはいきません。
なので、売上を考えること自体が悪いとは、しょちょーは全く思っていません。むしろ、経営者であれば、そこはきちんと考えるべきだと思っています。
ただし、大事なのは考え方です。
制度の趣旨を理解したうえで、正しく対応するのか。それとも、制度の穴を探して、無理やり売上を取りにいくのか。ここには、大きな違いがあると思っています。
数字を見ることは大切です。でも、数字だけを見てしまうと、いつの間にか「患者さんにとってどうか」「地域にとってどうか」「制度の趣旨に合っているのか」という視点が抜け落ちてしまうことがあります。
そこは、かなり気をつけないといけないところだと思っています。
区分変更で売上を取りにいくことへの違和感
たとえば、複数の施術者がいる治療院で、同じ建物に複数名の患者さんがいる場合を考えてみます。
制度上、同一日・同一建物で何人に施術したかによって、訪問施術料の区分が決まります。その結果、人数が増えると単価が下がることがあります。
ここで、売上を確保するために、施術者をそれぞれ出張専門のような形にして、同一の施術所からの訪問ではないように整理する。そういう考え方が出てくることもあると思います。
もちろん、個別のケースによって事情は違います。制度上、正しく整理されている場合もあるかもしれません。なので、しょちょーがここで一方的に「それは全部ダメです」と断定するつもりはありません。
ただ、売上を上げるためだけに区分を変えるような考え方には、かなり違和感があります。
そのやり方は、制度の趣旨と合っているのか。患者さんや保険者に説明できるのか。自分たちの仕事として、胸を張れるのか。
ここは、ものすごく大事だと思うんです。
目先の売上だけを見ると、得をしているように見えるかもしれません。でも、長い目で見ると、そういう無理なやり方はどこかで歪みが出ると思います。請求の整合性、チーム内の連携、患者さんへの説明、保険者からの確認、働いている施術者の意識。そういうところに、少しずつ影響が出てくる可能性があります。
だからこそ、「制度上できそうだからやる」ではなく、制度の趣旨に照らして、自分たちは胸を張れるのかという視点を持っていたいなと思っています。
売上は「ありがとう」の積み重ねであってほしい
しょちょーは、売上というものは、基本的には届けた価値の結果だと思っています。
保険の単価であっても、自費の単価であっても、そこにあるのは患者さんやご家族、ケアマネジャーさんからの信頼です。
「来てもらえて助かった」
「体が楽になった」
「生活が少し良くなった」
「家族としても安心できた」
「ケアマネとして状況が把握しやすくなった」
そういう一つひとつの積み重ねが、結果として売上になる。しょちょーは、そういう考え方でありたいと思っています。
もちろん、きれいごとだけでは経営はできません。売上も利益も必要です。継続して事業を運営していくためには、きちんと数字を作っていく必要があります。
でも、売上を作るために制度の隙間ばかりを見るようになると、仕事の軸がズレていく気がします。
患者さんを見るのではなく、売上を見てしまう。地域を見るのではなく、単価を見てしまう。仲間と連携するのではなく、請求上の都合を優先してしまう。
そうなってしまうと、何のためにこの仕事をしているのか、分からなくなってしまいます。
もちろん、バランスをとることも必要ですけどね^_^
しょちょーは、チームで在宅ケアをするのが好きです
しょちょーは、チームで在宅ケアをするのが好きです😊
一人の施術者が点で関わるだけではなく、チームとして面で支える。患者さんの状態を共有し、家族の変化を共有し、ケアマネジャーさんからの相談をチームで考える。施設からいただいた意見をもとに、みんなで改善案を出していく。
そういう在宅ケアが好きなんです。
だからこそ、売上のためだけに形を変えて、連携を分断するようなやり方には、どうしても違和感があります。
もちろん、一人治療院には一人治療院の良さがありますし、出張専門には出張専門の良さがあります。そこを否定しているわけではありません。
ただ、もともとチームとして動いていたものを、売上の都合だけでバラバラに見せるような形にするのであれば、それは本当に良いことなのかなと思ってしまうんです。
制度に合わせることと、制度の穴をつくことは違います。ここは、しっかり分けて考えたいところです。
業務委託から社員へ切り替えた理由
しょちょーの会社でも、以前は業務委託の形で関わってくれていた先生がいました。
でも、途中から「これはもう委託という形ではないな」と感じるようになりました。もっと連携したい。もっと情報共有したい。もっとチームとして在宅ケアに関わりたい。そう考えたときに、業務委託という形よりも、社員として一緒にやっていく方が合っていると思ったんです。
なので、一人ひとりに説明をして、お願いをして、社員へ転換してもらいました。
これは簡単なことではありませんでした。働き方が変わるわけですから、当然、不安もあったと思います。それでも、今振り返ると、しょちょーとしては良かったと思っています。
今は、みんなが社員として動いてくれています。会議でも、かなり活発に意見が出ます。患者さんのこと、ケアマネジャーさんへの報告のこと、施設からいただいたアンケートへの改善案、業務の進め方、情報共有の仕方。
そういったことを、みんなが自分ごとのように考えてくれています。
これは本当にありがたいことです。
自分ごととして考えるチームは強い
ある施設さんから、改善に関するご意見をいただいたことがありました。
そのときも会議の中で、「どうしたらもっと良くなるかな」「この部分は変えた方がいいかもしれない」「患者さんや施設さんから見たら、こう感じるかもしれない」といった意見が自然に出てきました。
しょちょーは、それを見ていてすごく嬉しかったんですよね。
言われたからやる。代表が決めたからやる。そういう雰囲気ではなくて、みんなが自分ごととして考えてくれている。これは、かなり大きなことだと思います。
地域の中で、ここまで在宅ケアについて活発に話し合えているチームは、そう多くないんじゃないかなと思います。もちろん、まだまだ課題はありますし、完璧ではありません。
それでも、患者さんのために、家族のために、ケアマネジャーさんのために、もっと良くしようと考えるメンバーがいる。そのチームで現場に向かえていることは、しょちょーにとって誇りです😊
仕事は人生の時間を大きく占める
少し大きな話になりますが、仕事って、人生の中でかなり長い時間を占めます。
朝起きて、仕事に行って、患者さんと関わって、仲間と話して、家に帰る。その繰り返しの中で、人生の満足感ってかなり変わると思うんです。
だからこそ、ただ売上のためだけに働くのではなく、できれば胸を張れる仕事をしたい。患者さんに対しても、家族に対しても、ケアマネジャーさんに対しても、仲間に対しても、そして自分自身に対しても。
「自分たちは、ちゃんと正々堂々とやっている」
そう思えることは、すごく大事だと思います。
制度の中で働く以上、制度を理解することは必要です。でも、制度を理解することと、制度の穴を探すことは違います。ここを間違えたくないんですよね。
目先の得より、長く続く信頼を選びたい
療養費の制度は、これからも変わっていくと思います。訪問施術料に限らず、オンライン請求や審査の仕組みなど、今後さらに整理されていく部分もあるかもしれません。
そのたびに、現場は対応が必要になります。正直、大変です(^_^;)
でも、その中でも、しょちょーは正々堂々とやることを大切にしたいです。
目先の売上を取りにいくために、無理な形を作る。制度の隙間を探して、なんとか単価を上げる。そういうやり方は、一時的には得をするかもしれません。
でも、長い目で見たときに、本当に得なのかは分かりません。むしろ、患者さん、ケアマネジャーさん、保険者、一緒に働く仲間からの信頼を失うリスクの方が大きいかもしれません。
信頼は、積み上げるのに時間がかかります。でも、失うときは一瞬です。
だからこそ、長く続けていきたいなら、やっぱり正々堂々が一番強いと思います。
最後に
今回は、少し突っ込んだ話をしました。
療養費の改定や訪問施術料の話は、どうしても制度的で難しい話になりがちです。ただ、しょちょーが伝えたいことはシンプルです。
制度の変化を嫌がるだけではなく、きちんと理解して、正しく向き合うこと。売上のためだけではなく、患者さんや地域に対して胸を張れる仕事をすること。そして、目先の得よりも、長く続く信頼を選ぶこと。
このあたりが、これからの訪問鍼灸マッサージ業界では、ますます大事になってくると思います。
療養費の制度や請求のルールは、これからも変わっていくはずです。だからこそ、その変化に振り回されるのではなく、患者さんに向き合う姿勢や、地域の中で信頼を積み重ねていく姿勢は、変えずに持っていたいですね😊
今日も一歩ずつ、前へ進みましょう!
皆さんの挑戦と活躍を心から願っています^_^
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