こんにちは、しょちょーです☺️
今日は、学生さんからいただいた質問をもとにお話ししていきます。
実はこれは、かなり多い悩みなんですよね。
特にこれから訪問の世界に進もうか迷っている方には、ぜひ読んでほしい内容です。
訪問に興味はある。でも、正直怖い
今回いただいたご相談はこちらです👇
私は鍼灸あん摩マッサージ指圧師の学生です。
来年卒業して就職を控えています。
もともと「誰かの役に立ちたい」という思いで、この資格を目指しました。
訪問で働いている方たちは、生活に寄り添った治療ができている印象があり、
私も訪問で働いてみたいと思っています。
ただ、訪問は初めてで、
一人でご自宅に伺うことや、
もし何かあったら…と考えると怖くて、
なかなか選択肢に入れられません。
何かアドバイスをいただけないでしょうか。
すごく、すごく分かります。
たぶんですが、女性の方ですよね。
「何かあったら怖い」という感覚は、決して弱さでも、甘えでもありませんよ^_^
「怖さ」の正体は、だいたいこの2つ
この相談を読んで、しょちょーが感じたのは、怖さの正体は大きく分けてこの2つかな、ということです。
① 技術や知識が足りなくて、対応できなかったらどうしよう
② 男性の患者さんと2人きりで過ごすことへの本能的な不安
たぶん、どちらもありますよね。
で、ここに対するしょちょーの答えは、かなりシンプルです。
まずは「知る」ことからでいい
結論から言うと、
まずは「知る」ことから始めればいいと思っています。
訪問に興味はあるけど怖い、という状態で一番つらいのは、「知らないまま想像だけが膨らんでいくこと」なんですよね。
だからおすすめなのは、
👉 地域の訪問マッサージ・訪問鍼灸の事業所に、片っ端から見学をお願いすること
これが一番です。
実際の現場を見てみて、
・あ、これなら自分にもできそう
・思ってたより安心感あるな
・スタッフ同士のフォローがちゃんとしてるな
そう感じられたら、その道を選べばいい。
逆に、
・体格差が大きすぎて不安
・今の自分の技術ではまだ難しそう
・精神的に余裕が持てなさそう
そう感じたなら、今は選ばなくていいんです。
怖いなら、段階を踏めばいい
訪問が怖いなら、無理に最初から飛び込む必要はありません。
例えば、
・鍼灸整骨院
・店舗型の治療院
・常に誰かが近くにいる環境
こういう場所でまず経験を積むのも、全然アリです。
体の構造を理解したり、
「こうすると良くなる」「これは危ない」という感覚を身につけてから、もう一度訪問を見学してみる。
すると、
「あれ？なんかできそうかも」
って思える瞬間が、意外と来たりします😊
女性×訪問＝不安、は現実。でも対策はある
正直に言うと、
女性が一人暮らしの男性宅へ訪問するケースは、よくあります。
これは事実です。
ただし、ほとんどの方は、
・介護保険を使っている
・身体や認知面で支援が必要
・そもそも治療目的で関わっている
つまり、弱っている状態の方なんです。
暴力を振るう兆候があったらそもそも介入しない。
→治療どころじゃないから。
セクハラを振るう兆候があったらすぐに距離を取り、観察し、ケアマネ・看護師・ヘルパー・社内で共有し対策をとる
→病気の兆候が見え隠れしているから
もちろん、ゼロリスクではありません。
でも、
・違和感を感じたらすぐ中止する
・兆候があればその場を離れる
・その後、事業所としてその方には「女性スタッフは対応しない」と判断する
こういう対応は、当たり前にやっていいんです。
我慢して治療を続ける必要なんて、1ミリもありません。
「逃げていい」ことを知ると、人は強くなる
ここはすごく大事なところです。
不安が強くなる原因って、
自分で解決する方法を知らないことなんですよね。
・逃げていい
・やめていい
・助けを呼んでいい
これをちゃんと知っている人は、潰れません。
よく言う話ですが、魚をもらうより、
魚の釣り方を知っている人のほうが、生きていける。
訪問も同じで、
「何かあったらどうしよう…」ではなく、
「こうなったら、こう動けばいい」と分かっていれば、怖さは一気に減ります。
だから、まずは動いてみてほしい
この質問者さんに伝えたいのは、これです。
・まずは見学に行ってみる
・知ることで不安を小さくする
・怖かったら、今は選ばなくていい
・段階を踏んで戻ってきてもいい
訪問は、合う人には本当にやりがいのある世界です。
でも、無理して選ぶものではありません。
選ぶかどうかは、知ってから決めればいい。
今日こそ独立開業だぞ☆ブログでは、
全国で頑張っている訪問治療家さん、これから目指す皆さんを、心から応援しています💪
今日も一緒に学んで、行動して、一歩ずつ前に進みましょう😊
今日もありがとうございました！
