こんにちは、しょちょーです^_^
今日のテーマは 「良い人材の採用の仕方、そのコツ」 について話してみたいと思います。
まず最初に、「良い人材」って聞いたとき、皆さんはどんな人物をイメージしますか?
一度ここで少し考えてみてください。
実は、この“良い人材”というイメージは、人それぞれ微妙に違うんですよね。
例えば──
- とにかく売上を上げて利益を出せる人を「良い」と考える人
- 自分の理念や価値観をしっかり体現し、一緒に走ってくれる人を「良い」と考える人
人によって軸は様々。
だからこそ 「良い人材=絶対的な基準」ではない ということをまず理解しておいてください。
とはいえ、一人ひとりに合わせた採用論は難しいので、今日はしょちょーの会社で実践している“再現性のあるコツ”を紹介していきます。
■ しょちょーの会社が実践している2つの仕掛け
うちでは、大きく2つの仕組みを採用の柱にしています。
① 地域の給与相場よりも「最低も最高も高く」設定すること
② 自分と会社の価値観をしっかり言語化しておくこと
1つずつ解説していきます。
■ ① 給与相場より“ちょっと高く”設定する
そもそもですが、「人が集まらない会社」がとても多いです。
でも理由をよく見てみると、かなりシンプルだったりします。
例えば──
A治療院:給与 250,000円
B治療院:給与 260,000円
C治療院:給与 270,000円
条件はほぼ同じ、仕事内容もほぼ同じだったら……
誰だって Cを選ぶ んですよ。
「いや、私は安くてもこっちが良い!」という人は、そこに“給与以外の価値”を感じているからですね。
つまり、基本は給与の高いところが選ばれる。
これは誰でも同じです。
だから、うちは “最低給与も最高給与も、相場より高く設定” しています。
「そんな高くしたら払えなくなるよ…」
と思う方もいるんですが、それは本当にそうでしょうか?
訪問鍼灸マッサージ業界って、多くの会社が「固定給+インセンティブ」方式です。
つまり、売上が出れば給与は払える設計にしやすい。
だからこそ重要なのは、
“払える給与額の根拠” を、日頃から数字でシミュレーションしておくこと なんです。
「月〇〇円売上なら、これくらいの給与は安全に払える」
この数式を持っていれば、採用でもブレません。
■ ② 価値観を言語化しておく
次に大事なのが、
自分の価値観・会社の価値観をしっかり表現すること。
できれば、公式ホームページ本体ではなく、採用専用ページ に載せるのが理想です。
例えば、しょちょーの会社なら──
- なぜ会社を作ったのか
- どんな未来を目指しているのか
- 子どもたちの成長に利益を還元する理由
- 代表として何が好きで、何が嫌いなのか
- どんな人と一緒に働きたいのか
これを丁寧に発信しています。
するとどうなるか?
価値観が合わない人は最初から応募してこない。
これがめちゃくちゃ大事です。
たとえば、
「子どもに還元するなんて嫌だ」
と思う人は、どんなに条件が良くても来ません。
逆に──
「その考え、めっちゃ良い!」
と思う人だけが応募してきます。
つまり、
✔ 能力が高くて
✔ 価値観も合う人
この層が自然と増えていくんです。
■ “能力が高いだけの人”は意外と辞める
よくある失敗として、
「実力が高い人が来た!」
と思ったら、価値観が合わずに辞めるパターン。
逆に、
価値観だけ合っていて実力がまったく無い人
も、これまたうまくいかない。
だから一番良いのは、
能力もある × 価値観も合う人材
この層を惹きつけるために、“給与設計” と “価値観の言語化” が必要なんです。
■ 今日のまとめ
採用は「運」ではなく「仕組み」です。
- 給与をちょっと高くする
- 価値観を明確に言語化する
この2つをやるだけで、
集まってくる人材の質はガラッと変わります。
皆さんの事業にも、ぜひ取り入れてみてください。
今日も一歩ずつ、前へ進んでいきましょう。
みなさんの挑戦を心から応援しています^_^




