経営アレコレ

【第6回】事業を始めるときの心構え。お金をかけないことが最大のリスク回避。

お金をかけないは、事業継続の最大のコツ。

こんにちは、しょちょーです😊

今日は「事業を始めるときの心構え」というテーマで話をしていきたいと思います。


■ 独立=全責任が自分にある世界

会社員や業務委託で働いていると、自覚がなくても“守られている環境”にいます。

仕事を紹介してもらえたり、組織の中で誰かが責任を取ってくれたり。

そうした環境から一歩外に出て、独立して自分で仕事をつくるというのは、すべての責任が自分に降りかかるということです。

気合いも入りますよね。

「命をかけて成功させる!」そんな熱い気持ちになるのもよくわかります。

でも、今日伝えたいのはここです。

そんなに命をかけなくてもいい。冷静でいいんです。


■ 気持ちは熱く。でも実務は冷静に。

「絶対成功させる!」という気持ちは素晴らしいです。

その情熱が事業を動かす原動力にもなります。

でも、実務の面では冷静さが必要です。

勢いだけで設備投資や広告費にお金をかけすぎると、後から苦しくなります。

事業の成功は「どれだけお金をかけないで始められるか」で決まります。

お金をかけない=失敗のリスクを減らすこと。これが最も現実的な成功法則です。


■ 潰れる原因は「お金がなくなること」

事業が潰れる原因はシンプルで、「払えるお金がなくなったとき」です。

つまり、現金が尽きた瞬間に終わりが来る。

だからこそ初期費用・運転資金をできるだけ抑えることが、最大の防衛策になります。

たとえば訪問看護ステーション。

最初に看護師3名を雇って社会保険料込みで1人40万円、家賃や経費を入れると月150万円以上の支出になります。

開業時に300万円使い、半年持たせると合計で1,050万円。

でも、入金は2~3か月後。キャッシュフローが合わずに倒れるケースは珍しくありません。


■ 安全なスタートとは?

もし他事業で毎月200万円の利益が出ていれば、その中で訪問看護を支えられます。

でも新規事業をゼロから始める場合、最初の数か月は“売上ゼロ”です。

だからこそ、お金をかけずに回せる仕組みを考えることが最優先になります。

訪問マッサージなどの場合、設備費も少なく、自宅を拠点にできれば事務所家賃も不要です。

生活費が13万円で済むなら、アルバイトや副収入でその分を確保する。

それだけで“潰れない状態”を作れます。

お金が減らなければ、それは失敗じゃない。

倒れなければ、何度でも挑戦できるんです。


■ 熱量は“資金力”を超える武器

では「お金をかけない=冷めてる」わけではありません。

むしろ逆です。

大手企業は資金力で動きますが、小規模事業は“人の熱量”で勝負します。

どれだけ本気で取り組むか、どれだけ魂を込めるか。

この「熱」があるかどうかで、結果は大きく変わります。

だからこそ、、、

気持ちは熱く、実務は冷静に。

このバランスこそが、事業を長く続ける最大の秘訣です。


今日も一歩ずつ、前へ進みましょう!

皆さんの挑戦と活躍を心から願っています^_^

ABOUT ME
しょちょー
20代の頃から10年以上現場と管理職を経験し、あはきの訪問業務設立から店舗展開まで行った後、独立開業をしました。 2019年に慢性骨髄性白血病という病気にかかり「あ、命ないぞ」と思った時に、 《自分も、家族も、仲間も大切にする=豊かに生きる》 を目指すのが後悔しない生き方だと気づき、今は割と自由に活動してます。 このサイトは、「収入UPしたい」「独立したい」「独立してるけどもっと安定したい」と思ってる方を応援するために作りました。 独立開業仲間、募集してます^_^ 今もサイト充実させようと活動中なので、◯◯が知りたい!があったらメッセージくださいm(_ _)m 皆さんのチカラになれれば嬉しいです。