お金をかけないは、事業継続の最大のコツ。
こんにちは、しょちょーです😊
今日は「事業を始めるときの心構え」というテーマで話をしていきたいと思います。
■ 独立=全責任が自分にある世界
会社員や業務委託で働いていると、自覚がなくても“守られている環境”にいます。
仕事を紹介してもらえたり、組織の中で誰かが責任を取ってくれたり。
そうした環境から一歩外に出て、独立して自分で仕事をつくるというのは、すべての責任が自分に降りかかるということです。
気合いも入りますよね。
「命をかけて成功させる!」そんな熱い気持ちになるのもよくわかります。
でも、今日伝えたいのはここです。
そんなに命をかけなくてもいい。冷静でいいんです。
■ 気持ちは熱く。でも実務は冷静に。
「絶対成功させる!」という気持ちは素晴らしいです。
その情熱が事業を動かす原動力にもなります。
でも、実務の面では冷静さが必要です。
勢いだけで設備投資や広告費にお金をかけすぎると、後から苦しくなります。
事業の成功は「どれだけお金をかけないで始められるか」で決まります。
お金をかけない=失敗のリスクを減らすこと。これが最も現実的な成功法則です。
■ 潰れる原因は「お金がなくなること」
事業が潰れる原因はシンプルで、「払えるお金がなくなったとき」です。
つまり、現金が尽きた瞬間に終わりが来る。
だからこそ初期費用・運転資金をできるだけ抑えることが、最大の防衛策になります。
たとえば訪問看護ステーション。
最初に看護師3名を雇って社会保険料込みで1人40万円、家賃や経費を入れると月150万円以上の支出になります。
開業時に300万円使い、半年持たせると合計で1,050万円。
でも、入金は2~3か月後。キャッシュフローが合わずに倒れるケースは珍しくありません。
■ 安全なスタートとは?
もし他事業で毎月200万円の利益が出ていれば、その中で訪問看護を支えられます。
でも新規事業をゼロから始める場合、最初の数か月は“売上ゼロ”です。
だからこそ、お金をかけずに回せる仕組みを考えることが最優先になります。
訪問マッサージなどの場合、設備費も少なく、自宅を拠点にできれば事務所家賃も不要です。
生活費が13万円で済むなら、アルバイトや副収入でその分を確保する。
それだけで“潰れない状態”を作れます。
お金が減らなければ、それは失敗じゃない。
倒れなければ、何度でも挑戦できるんです。
■ 熱量は“資金力”を超える武器
では「お金をかけない=冷めてる」わけではありません。
むしろ逆です。
大手企業は資金力で動きますが、小規模事業は“人の熱量”で勝負します。
どれだけ本気で取り組むか、どれだけ魂を込めるか。
この「熱」があるかどうかで、結果は大きく変わります。
だからこそ、、、
気持ちは熱く、実務は冷静に。
このバランスこそが、事業を長く続ける最大の秘訣です。
今日も一歩ずつ、前へ進みましょう!
皆さんの挑戦と活躍を心から願っています^_^




